第1291回 不妊の背景にある栄養素と薬剤

私のブログ、臨床栄養士のひとり言も明日6月7日で丸7年を経過し、8年目に突入です。継続は力であることを証明していることに喜びすら感じています。 現在今までの原稿を編集し、電子書籍にしようと企画していますが、原稿の数も400字詰原稿用紙で11000枚を超えました。 これからも、栄養学、健康に関する最新のトピックスを交え、美濃さんが最適な健康をつくるために役立つ重要な情報を展開していくつもりですので、今後とも臨床栄養士のひとり言にご期待ください。

さてmそんな今日のテーマは不妊症に内在している栄養素と薬剤についてです。
まずが以下の図をじっくり見てください。
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この図はアメリカのカイロプラクターがまとめた、不妊症に内在している可能性が非常に高い、、ビタミン、ミネラル、機能成分及び薬剤の動態を模式図化したものです。
見ていただくとわかるように、私のブログデモ幾度も登場してきたビタミンミネラル、機能成分、それにホルモンの過不足が不妊症を作り上げてしまう背景に深く関わっている様子が分かると思います。
全ての症状と体内環境の変化がそうであるように、不妊症と言う状態もまた、そこには栄養素の不足が下人を考えられる背景にあるということでもあり、1か所を修正すればそれで改善できるようなたんじゅんなものではなく、ビタミンミネラルの不足のそれ自体が、更に連鎖反応のごとく関わりあっているということです。
一方では、不足している可能性があるここに書かれているビタミンミネラルをサプリメントで摂れば全てが解決すると言うような単純なものでもありまん。
しかし、少なくとも妊娠を考えている女性にあっては、不妊ということではなく、「妊娠」にはこれだけのビタミンミネラル、ホルモン薬剤の影響が直接間接的に関わっていることを認識し、日常的な食生活で、食事からこれらの栄養素が十分に摂取できる体内環境を作ることを考えていただきたいと思います。
by nutmed | 2013-06-06 14:20