第1369回 サプリメントの取り扱いについて

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今日はいきなり最初からおぞましい画像でご勘弁ください。
これは、最近の日本では当たり前のように、サプリメントや健康食品に使われている、植物性セルロースを原料とするカプセルを使ったサプリメントです。 どうしたらこんなグロテスクな状態になるのだろうと思っている方がおおいのではないかと思いますが、この手の植物性セルロースカプセルの扱い方、保存方法を間違えると、短時間でこのような状態になるという見本です。
100%あり得ないとは断言できかねますが、まず製造段階でカプセルがこのように、焼け焦げたようにくっついてしまうことはあり得ないことだと思います。 この焼け焦げたようなカプセルの状態は、実は熱でこのようになったわけではなく、水でこのような状態になったものです。 通常、サプリメントの製造工程内で水を使う工程はないので、製造段階でこのような状態になることは考えられませんが、購入された方が、日常サプリメントをボトルやアルミ袋等の容器から取り出す際に、濡れた手で扱ったりすることによるものでしょうか。
このほか、容器を冷凍庫で保存する方が少なくないと思いますが、冷凍庫に保存して、室温の場所に取り出すことで、温度差によって容器の周囲だけでなく、容器の内側に結露することは少なくありません。
日本では、植物性セルロース素材のハードカプセルの普及率は高いと考えます。日常的に使っているサプリメントのカプセルがこのような素材である場合には、購入者自身も取り扱いと保存については注意をすることは、内容成分の安定的な使用にも繋がります。
サプリメント愛用者の皆さんは、このような点についても細心の注意を払って欲しいと思います。
by nutmed | 2014-10-23 16:01