臨床栄養士のひとり言

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第1465回 子供の視覚機能の発達は妊娠中からはじまる

多くの女性やその家族が、妊娠が確認されると同時に、出産日までの10か月間もの長いマイルストーンを描き歩み始めます。
ぞの多くは、自分の母親、家族、友人、メディアのアドバイス情報であると思われます。新生児の言葉の発語や運動・知能機能については注目されるポイントですが、新生児の視力きのうについてはどうでしょうか。
新生児の視覚系は発達に時間がかかり、出生後の最初の1週間、赤ちゃんは周囲の風景や両親の顔の表情の詳細がわからないようです。新生児の世界観は不明瞭で、グレーな世界と言われています。

子供の視力視覚が完全に発達するには数カ月かかります。 そこで妊婦さんが赤ちゃんの視覚機能開発のマイルストーンを理解しいしきした食生活をすることは非常に多雪なことです。
子供の視覚機能の発達は、出生前に始まります。 最近では妊娠活動「妊活」や「胎育」が注目され、妊娠中に自分の体をどのようにケアするかは、赤ちゃんの体、脳や視力、心の発達にとって意識するべきポイントとして扱われるようになってきました。

人間の視覚機能にはオメガー3であるDHAが重要な役割を担っています。
DHAは大脳皮質の15〜20%、網膜の30〜60%を占めるので、胎児と赤ちゃんの正常な発育には不可欠です。
DHAは、その前駆体である必須脂肪酸ALA(アルファリノレン酸)からある程度体内で合成することができますが、人間の胎児は、母親が摂取する食材やサプリメントからのDHAの胎盤移行に大きく依存するようです。

1991年、アメリカノメイヨークリニックさん婦人kで実施され報告された内容を見ると、ほとんどのDHAは母乳栄養によって与えられ、DHA濃度は母親の食事摂取量と母親のDHA貯蔵量の両方に依存しており、合成による供給は低いと指摘しています。さらに報告では、胎児は母親の食事からオメガ3に依存しており、赤ちゃんもこの源からのオメガ3脂肪(母乳経由)に依存しているにもかかわらず、ほとんどの女性は食事だけでは十分ではないと結論しています。この状況は、日本でも同様ではないかと考えます。

現在妊娠中の女性はもちろん、これから妊娠を計画している女性は、DHA(オメガー3)を含む魚などの食材を積極的に食べることを意識していただくとともに、サプリメントでの摂取も考えてみることをお勧めします。




by nutmed | 2017-02-07 14:44