今が旬!サクランボの効能について

今日は。旬のサクランボの持つ優れた効用について紹介します。

サクランボには痛風の予防効果があることは以前から報告されています。2010年にアメリカのニュージャージーにあるRobert Wood Johnson Medical Schoolのリウマチの専門医であるDr.Schlesingerは、100人の痛風発作を経験している患者に、サクランボ(タルトチェリー)の濃縮ジュースを、1日あたりスプーン2杯しばらくの期間飲んでもらったところ、29人の患者が、今まで頻繁にあった痛風発作が半分以下になったことを報告しています。今回の報告では、痛風発作の原因になる尿酸値を下げる作用は見られなかったと報告されていますが、サクランボが持つ、シアニジンやメラトニンが炎症を抑える作用を示しているものと考えられます。
サクランボに痛風発作を予防改善する効果があることは、100年以上前からフォークレメディー(Folk Remedies)として民間療法でつかわれてきた歴史があります。1950年に、Dr.Blauがサクランボの痛風治療効果について発表してはいますが、この時には、国際リウマチ学会をはじめ、西洋医学の学会からは相手にされずに、話題にもなりませんでした。
その後、50年以上にわたってサクランボの痛風改善効果について注目されることはありませんでしたが、2003年にカリフォルニア大学(UCDavis)の研究チームによって、新たに注目されるようになりました。今回の研究報告は、改めてサクランボには痛風発作の治療と改善を、ナチュラルな方法で、食生活の改善とともに行うことが可能であることを証明したものと思います。日本ではサクランボジュースはあまりポピュラーではないですが、山形県をはじめ、サクランボの産地からは必ず質の良いサクランボジュースが紹介されています。サクランボにはメラトニンが含まれていることもわかっているので、中高年男性で、尿酸値が高く、熟睡できない方にはお勧めのナチュラルレメディー(Natural Remedies)です。
ただし、ヘタの部分には天然の酵母菌が付着していることから、食べるときにはヘタの部分をよく水洗いして食べることをお勧めします。



by nutmed | 2017-06-26 08:16