副腎機能の自己チェック その1 瞳孔収縮テスト

我が家の庭の紅梅の蕾が膨らみはじめました。陽も本当に延びてきましたし、春に向けて生き物が少しづつ動きはじめたような・・。

早速今回の副腎疲労症候群のテーマに対して沢山のメールをいただいています。それだけ皆さんの現在の症状や悩みに直結している可能性を感じているのでしょうね。一番多かった質問を1つ。
どんな人がAFS(副腎疲労症候群)になりやすいのか? 
AFSが好むと好まざるとに関わらず現代人が強いられている食事や住環境そしてストレスの影響を受けることを考えると、残念ながら年齢・性別に関係なく日本の国民のかなりの人がレベルは別としてもAFSである可能性が高いと言わざるを得ないと思います。
皆さんご自分の現在の体調や体の悩みを考えたときに、いつごろからその症状や悩みが現われ始めたのかをじっくり考えてみるといいですね。必ずその以前から副腎の働きに負担をかけるような心当ることがあると思いますよ。

さて、今日は家庭でできるAFSの可能性のチェック方法についてお話します。
この方法は私の師匠でもあるDr.ライトの友人でもあり、かつてDr.ライトのタホマクリニックでもレクチャーをしていたことのあるドクター、Wilson先生に教えてもらった方法です。自然療法医師(ND)、カイロプラクティック医師(DC)そして医学博士でもあるWilson先生は、アメリカでも著名な副腎疲労に関する専門家でもあります。
このAFSの自己チェック法で副腎の働きの状態が100%確認できるわけではありませんが、1924年に作られたこのチェック法は今でもWilson先生だけなく多くのMD,ND,DCなどの医師に採用されており、判断率は比較的高いといえます。

この方法は眼の瞳孔の収縮状態を確認するもので、ICT(Iris Contraction Test)と呼ばれています。
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準備するものは・・
・椅子と鏡を置ける机など
・懐中電灯(LEDライトではなく従来のもの)
・鏡
・秒針のついた時計またはストップウォッチ
方法
①上記の準備をしたら部屋を暗くする。
②椅子にすわり鏡を目の高さの机の上に置く
③懐中電灯を持ちスイッチをONにし、左右どちらかの目の目尻からライトをあてる。直接目にライトをあてないように。
④ライトをあてていないほうの目で鏡を覗きライトがあたっている目の瞳孔を確認する
判定
①ライトがあたっている間はずっと瞳孔が収縮している場合は正常な反応で副腎の働きは良好と判断
②ライトがあてた最初は瞳孔は収縮するが、収縮を維持できずにすぐに瞳孔が拡張しはじめる場合には副腎の働きが低下していると判断

このテストの背景は、眼の瞳孔の収縮拡散を担っている筋肉の働きの状態を確認するもので、通常、光が目にあたる(入る)と眩しさを回避するために瞳孔は収縮しますが、副腎の働きが低下していて、ライトをあててもすぐに収縮から拡張してしまう瞳孔がある場合、この拡張状態はライトをあててから2分以内に起こり、拡張状態は30-45秒間継続したのちに再び収縮するか、拡張と収縮を小刻みに繰り返します。
この方法で判定した後、もし②の状態であった場合には、ライトをあてても瞳孔が拡張している時間が何秒あったかの記録をつけておき、3週間に1回くらいの間隔で同じテストをすることで副腎の働きの状態およびその改善度がわかると思います。テストを継時的に行う場合には毎回同じ時間に行ってください。もし自分1人でできない場合には家族や友人などと一緒にテストしてもいいでしょう。

次回は血圧計を使った判定テストを紹介します・・
by nutmed | 2008-01-22 09:35