今から6年前にも、日本を巻き込む鳥インフルエンザの感染が社会的な問題になりました。当時のウィルスと今回の中国のウィルスでは型がことなるようですが、感染初期の措置を誤ると命の危険に至ることは同じです。1昨日台湾でも感染者が確認され、いよいよ中国国外への感染拡大がはじまったとみるべきです。
6年前の時には明確に人から人への感染は確認されませんでしたが、今回のウィルスについては、人から人への感染経緯の可能性も考えられる症例があったとWHOも報告していることから、ウィルスの遺伝子の変化は想像以上に早いとみる専門家も少なくありません。一方で、感染後症状が現れる初期段階でタミフルなどのようなインフルエンザ治療薬の効果は高いということが包奥されているので、初動措置に問題がなければ通常のインフルエンザウィルス感染の対応で十分だということです。

しかし、予防対策は最も重要な初動対応であることも事実ですから、まだ日本での感染例は報告されていませんが、人の移動が激しくなる連休中は特に予防管理を積極的に行うことをお勧めします。

・予防策として講ずるべき最低の心得
1、鳥類のフンや羽には厳重な注意を払い近づかない
マンションのベランダなどでよく目にするハトですが、ハトが近寄らないような工夫を講じると同時に、フンをされないようにすること。またハトのフンや羽を掃除する際には必ずマスクをし、フンに水をかけて乾燥したフンが飛散しないようにすること。
2、洗濯物は十分にはたいてから取り込む
干しておいた洗濯物や布団に鳥のフンが付着していた経験をされた方は少ないないでしょう。もし、このような場合には再度洗濯するか、最悪の場合捨てることも辞さない。
3、鶏肉には必ず熱を通してから食すこと
4、人混などへ外出する際にはマスクを着用すること
5、室内を適度な湿度で保つこと
加湿器を使用するのであれば熱で暖めたお湯を用いる加湿器を使うことをお勧めします。超音波などで水を微細にして加湿するものの場合水のタンクに菌が繁殖する可能性が少なくないため。
6、オキシフル(過酸化水素水)による加湿
薬局やドラッグストアで販売されているオキシフル(過酸化水素水)を10-20倍に薄めてスプレーボトルにいれ、1日数回部屋に吹いて加湿することでウィルスの増殖を抑制することができる
7、抗酸化素材を積極的に摂取する
ビタミンC,亜鉛、マグネシウム、ポリフェノール、ビタミンE、オメガー3必須脂肪酸、グルタチオン、オリーブの葉
8、水分を多めに飲む

そして最後に鳥インフルエンザを含むウィルス感染の予防に最も有効と思われるビタミンD(D3)を積極的にサプリメントで摂ることともに、毎日最低でも10分は肌の何処かに日光を浴びて皮下でビタミンD3を合成するようにこころがけましょう。ビタミンD(D3:コレカルシフェロール)は人間の1000種類にも及ぶ遺伝子の発現に深く関わっており、その中にはウィルスやバクテリアが体内に侵入してきたときに感染しないように戦ってくれる役目を持つ貪食細胞(マクロファージ)の遺伝子発現に深く関わっているので、外部からのウィルスやバクテリアの親友感染予防する働きがあります。

最近では日本でもビタミンDが話題になっていて、1日あたり25マイクログラム(1000IU)が推奨されていますが、鳥インフルエンザの感染予防を考えた場合、成人男女では1日で最低でも125マイクログラム(5000IU)が推奨できる摂取量です。カプセルや錠剤がのめない乳幼児小児の場合、また嚥下が低下する高齢者の場合には、腕のひじまで福をあげて皮膚を露出させてあげ、1日に15分は咲いてでも日光浴をさせてあげると有効です。ガラス越しの屋内での日光浴でも十分です。
食材としてはタラやムツなどの魚、特に肝臓にはコレカルシフェロールが豊富にふくまれています。

明日からゴールデンウィークで海外、特にアジアにでかける方も多いと思いますが、おでかけの際には予防のためにぜひビタミンD3を今晩からでも積極的に摂ってみてはいかがでしょうか。
by nutmed | 2013-04-26 16:56