9月1日からドイツで開催される国際臨床ミネラル毒素学会の研修会とバルセロナで開かれるEU自閉症研究会に出席するために渡欧します。今回の目玉の1つは私の栄養医学研究所で2001年から実施してきた2600サンプルの爪分析検査データーを年齢、性別、地域別、職業別に統計したデーターとドイツ、ベルギー、ブラジル、インド、スウェーデン、キプロスの各地で分析された毛髪・爪のミネラルデーターの生活スタイルと社会的背景による比較のワークショップです。どうなることやら今から楽しみです。
なるべく時間を見つけてブログに渡欧中の出来事をUPしますのでお楽しみに!
by nutmed | 2006-08-31 23:12

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なぜ9月に解毒なの?と思われるかもしれませんね。別に9月といいことではなく、「秋」だからこそ解毒なんだと考えてください。解毒には最適な季節があることをご存知ですか?
体内の浄化を目的に行う解毒には最適な季節があり、それは春と秋です。
人間が食べる野菜、果物をはじめ、その恩恵を受ける家畜の成長は季節の影響を受けないものはありません。春から夏にかけて開花し、燦燦と降り注ぐ太陽を浴びて光合成を繰り返し、秋には結実する植物。人間や家畜がこの新鮮な有機物の恩恵を受けられるのもやはり春から秋です。冬になり、新鮮な野菜や果物が市場から姿を消し、人間は冬に向かってこれから来る寒い季節に備えるために、脂肪を蓄えはじめます。この脂肪には多くの有害な重金属が好んで結びつきます。この脂肪に付いた有害物質を体外に排泄することで、人間の活動期である春から夏に向け体内の新陳代謝を向上させ、また冬のために多くの栄養素と脂肪を摂取するために秋の収穫時期に体内をリセットするために解毒が行われてきました。この習慣は日本では「断食」や「毒出し」として日本各地で行われてきましたが、日本だけでなく世界中にこの解毒の習慣は根付いてきました。
現在のように、大気汚染や化学物質、水質汚染、加工食品が無かった時代には、この脂肪は、人間を寒さから守ってくれるのと同時に、エネルギーの源として、またホルモンの生産と分泌のために必要不可欠なものであり、過剰に摂取されることはありませんでした。
しかし、365日いつでも新鮮な野菜や果物が食べたいという需要に応えるように、大規模無機農法で生産された野菜や果物が市場に出回り、脂肪を代謝するために必要な栄養素は「見かけだけの野菜や果物」からは摂取しにくくなり、また肉食嗜好が強くなり、加えてファーストフード、スナック菓子などによって、必要以上に脂肪が摂取され、大気汚染や化学物質、水質汚染から体に入ってくる毒以上に、食品添加物、重金属が食材とともに体内に入り、余剰な脂肪と結合して体内に蓄積するようになり、健康への弊害が生まれてきました。そう考えると残念ですが現代の日本人は1年中解毒しなければいけないようなライフスタイルを続けているのでしょうかね・・・・
by nutmed | 2006-08-31 09:02

惜しまれつつも2002年暮れに亡くなった「大脱走」「荒野の7人」「シャレード」に出演していたジェームス・コバーンという俳優を覚えている方は少なくないでしょう。私は彼の主演映画で一番好きだったのは「フリントGOGO作戦」という007の向こうを張ってつくられたB級スパイ映画でしたが・・でも、長年リュマチ痛で苦しんでいた彼がMSMの愛用者であったことはあまり知られていないでしょう。1999年のアカデミー賞助演男優賞を受賞した彼は、数日後に自分のリュウマチ痛はMSMにめぐり合って劇的に無くなったことをコメントしているほど、MSMの効果を実感した1人でした。
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MSMの正式な成分名はmethylsulfonylmethane:メチルスルフォニルメタンといい、数年前に日本でも食品のカテゴリーで使用できるようになりました。
含硫成分のMSMはアメリカでも1990年初頭から鎮痛作用が注目され、関節痛やリュマチ痛の改善に広く使われているほか、糖尿病(2型)の糖代謝改善にも効果があることがわかり、米国におけるMSMの購買年齢を見ると40歳以上が圧倒的に多いんです。、その理由の1つには薬の副作用への懸念もありますが、やはりコマーシャルの貢献が大きいようです。この10年で米国のサプリメントセールス上位10位には毎年MSMがランクインされているほどで、このところ米国ではMSMをはじめとして硫黄成分を含む含硫機能素材が人気を集めています。この背景には、硫黄の持つ「解毒(DETOXY)」、つまり有害重金属や化学物質の体外排泄作用があります。日本では関節痛やリュマチ痛の改善でもてはやされているMSMですが、この解毒作用や、毛髪や爪の健康、張りのある皮膚をつくるために、もっと普及してもらいたい機能素材でもあります。特に、化粧やヘアカラーが若年化している昨今、中高年者だけでなく、若い人たちにこそMSMを利用していただきたいものですね。
by nutmed | 2006-08-30 08:21

今日はもう1つ。

今日は1つお知らせがあります。
来る9月13日(水)東京ビッグサイトで開催されるダイエット&ビューティーフェア2006のビジネスセミナーで「栄養素学からみたデトックス最新事情」というテーマで1時間講演をすることになっています。参加費は¥3000かかるそうですがまだまだ空席があるそうなのでお時間のある方はよろしければ聞きにきてください。事前申し込みが必要なようで以下のサイトにアクセスしてみてくださいね。
http://www.dietandbeauty.jp/ja/business/index.html#13

講演時間は午後2時45分から1時間の予定です。皆さんが今まで見たことのないような水銀が及ぼす脳神経への影響の実際のビデオや女性からみたデトックスの悩み解決のポイントなどを盛り込んで眠たくならない講演にしますので・・・
by nutmed | 2006-08-29 10:04

最近日本の女性の間でもクランベリーの愛好者が急増していますね。日本のフルーツジュースの市場を見ると、クランベリージュースの売上額の伸びは大きく、この数年でレモンジュースに迫るほどの勢いだそうです。米国の国内線内の機内でサービスされるアルコール意外の飲み物で常に人気上位なのがクランベリージュースで、ほとんどのご婦人が注文するようです。私も米国内線で機内のクランベリージュースが無くなり飲むチャンスを逸したことは1度や2度ではありません。米国の国内線を利用するチャンスがあったら是非クランベリージュースを注文してみてください。くれぐれもRの発音には注意することを忘れないように。
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女性がクランベリージュースを愛飲するようになった背景には、1994年にハーバード大学医学部が、クランベリーが尿を酸性にしバクテリアの増殖を抑える効果があると報告し、その後プロアントシアニジンによる細菌接着阻害作用によるものであることが報告され、歯周病や歯肉炎の改善効果が高いと言われるようになったことがあります。実際クランベリージュースのpHは2.0前後で酸性が強いために、アルカリ性を好み尿路感染症の原因菌の1つとされるプロテウス属菌や歯周病菌の1つであるストレプトコッカス菌の増殖を抑制する作用があります。クランベリーを賢く使うためにはクランベリーのウィークポイントを知っておくと上手にクランベリーの恩恵をうけることができるので覚えておくといいですね。尿路感染症の代表格である膀胱炎の原因菌は約90%が大腸菌ですが、この大腸菌は酸性を好む菌として知られています。したがって大腸菌性の膀胱炎が発症しているときにクランベリージュースを飲むことは逆効果になることがあります。また、虫歯の初期段階ではエナメル質が酸性になることが原因とされているため、歯磨き後の就寝前にクランベリージュースを飲むことはかえって口腔内を酸性に誘導して虫歯の発生を助長することにもなります。ちなみに、クランベリーにはプロアントシアニジンのほか、僅かながらD-マンノースという単糖類が含まれていて、このD-マンノースは大腸菌が腸壁に接着して増殖することを抑制しますが、この恩恵を受けるためにはクランベリージュースを5リットル以上飲まなければ効果はないので実際的ではないようですね。クランベリーの効果を実感するためにはジュースで飲むほうがいいのかサプリメントで摂取するほうがいいのかを考え、上手に使うといいでしょう。
by nutmed | 2006-08-29 08:27

天然成分という考え方

私の栄養医学研究所ではサプリメントを15種類ほど作っていますが、フォーミュラは全て私自身が設計したもので、その素材成分はかなり厳格な基準で選定しています。このうち98%のサプリメントは米国とドイツ、カナダで製造しており、天然、有機やオーガニックというような日本では比較的曖昧な表現をされているものではなく、「人間の体内が吸収でき活用できる素材成分」として「バイオアイデンティカル」な素材を選定しています。
栄養医学研究所のサプリメントの中にはローズマリーやシナモンなどのハーブを粉砕したものを配合しているものがありますが、先日、一般の方からあった問合せの中に「3ヶ月前に購入したサプリメントと今日購入したサプリメントでは同じものなのに色も臭いも違うけど、中身に問題があるんじゃないか?」というものがありました。
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ここで少し考えていただきたいのは、ローズマリーやシナモンなどのハーブは皆さんが毎日食べているトマトや茄子、キュウリ、カボチャと言った野菜と同じで、季節、天候、土の養分、収穫時期、種類によってその色、形、臭いまで変わります。日本人は世界的に見ても「規格」が非常に好きな国民ですが、それでも形も大きさも色も絵に描いたように全く同じトマトやキュウリがいつも店に並んでいるとなったらどうでしょう?少し変だと思いませんか?それこそ人間が手を加えて色も形も大きさも寸分違わぬ規格とおりの野菜に安心感を感じるのであればべつですが・・
私は自然の恵みを受けて育った植物の恩恵を受けているのが人間だと考えれば、季節、天候、土の養分、収穫時期、種類によってその色、形、臭いまでもが異なることが至って自然な当たり前の考え方だと考えていて、逆に食材でもサプリメントでも天然やオーガニックとうたっているにもかかわらず絵に描いたように規格で作られたものに違和感を覚えます・・・
皆さんはいかがでしょうか・・・・・
by nutmed | 2006-08-23 17:53

最近トマトなどの野菜にすいて気が付いたことがあります。もう365日いつでもトマトや茄子などの季節野菜が食べられるようになって久しいですね。子供たち、いえ、大人中にもトマトが夏野菜だってことを知ってる人が少なくなったのは少し悲しいですが、私の中では、確実にこの数年テレビやメディアが意識して季節野菜、つまり旬の畑の恵をその季節に流すようになったと感じています。これは決して偶然ではないと思いたいですね。さて、今日はトマト、それもトマトが我々人間に与えてくれる恵の1つであるリコペンについてお話しましょう。
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いまさらトマトとリコペンの関係を説明する必要はないと思いますが、トマトがなぜ強力な抗酸化作用を持つフラボノイドのリコペンを作り出しているのかについてはあまり知られていないと思います。端的に言えばそれは「種族の保存のため」といっても過言ではないでしょう。露地で赤々と結実したトマトの甘さを懐かしく思う方もいると思いますが、露地と温室で育ったトマトでは味だけでなく色調が異ります。燦々と太陽の光を浴びて育ったトマトは紫外線からDNAの損傷や細胞の酸化を防ぐためにリコペンを作り出し、結果として優良な子孫を残すための種を作ることができます。実際、リコペンが持つ紫外線防御数値(SPF値)はSPF3で、それほど高い数値ではありませんが、数年前から米国やフランスではリコペンの持つ紫外線防御機能を利用して、オフィスや屋内にいるときの間接的な紫外線の影響を防ぐためのローションが商品化されているのをご存知ですか?しかし、シミやソバカスの原因になるメラニン色素は皮膚の中から発生するものであること、また皮脂や汗でいくらSPF値の高い化粧品を使っても、一時的な対処法でしかないことは言うまでもありません。2002年に英国の栄養雑誌が、リコペンと紫外線予防について興味ある研究報告をしているので紹介します。毎日リコペンを最低でも20mg摂取すると紫外線によって発生するメラニン色素が抑制されるというものです。20mgのリコペンを摂取しようと考えると生のトマトなら1kg、トマトジュースなら250cc、ケチャップなら50gも必要でお腹が膨れてしまいますね。やはりリコペンの恩恵はサプリメントから賢く摂るほうがいいと言うことになるのでしょうかね。リコペンが生の素材よりも加工品に多く含まれる理由は、リコペンは生の場合には繊維結合して活性が低いのですが、加工によって繊維と切り離されることで多くのリコペンが活性された形になるためであることを覚えておくと賢くリコペンが摂取できますよ。
by nutmed | 2006-08-22 13:22

東北へ行ってきました

今年はなんとか盆に休みがとれたので、13日から3泊4日で東北1700kmのバイクツーリングに行ってきました。山形県蔵王からスタートし、新庄、尾花沢、鳴子、鬼首、湯沢、横手、角館、田沢湖、玉川温泉、八幡平、七時雨、遠野、一関、仙台と青森を除く東北4県をくまなく走ってきました。芭蕉の足跡を巡り、そして宮沢賢治のイーハトーブに触れ、また山海の幸と、何よりもおいしい空気と水の香、そして温泉三昧の4日間でした。
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これは宮沢賢治の愛した田代高原七時雨牧場ですが、どことなくヨーロッパの酪農家の牧場を思わせる風景で、ここに宿泊した夜には平家ホタルにも遭遇しました。
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山の幸もさることながら、一番のご馳走は水でした。東京で飲む水やボトルウォーターは「体に染み入る」という感触はないですが、ここ七時雨の地下湧水はまさに「体に染み入ってくる」力強く生命力さえ感じる水でした。試しに水筒に入れて帰宅してからREDOX値(酸化還元能力)を測定してみたところ、忍野八海や栗駒の湧水よりも酸化還元力が強いことがわかりました。おそらく現地で測定すればもっと能力が高いのではないかと・・・・
by nutmed | 2006-08-18 23:02

この4年間、毎年8月に体内環境の精査のために人間ドックに行ってますが、昨年まで4年間通っていた病院でのドックから,今年は銀座にあるクリニックに変えてみました。知り合いのドクターから紹介されたんですが、最近増えつつある「Medical Complex」の中にあるみゆき通りクリニックという施設です。場所柄高級感が漂う受付にはじめは少し引いてしまいましたが、大きな病院にありがちな「うわべだけのサービス」ではなく、非常に細やかな心配りには安心感さえ感じました。胃も大腸も内視鏡検査は何回は経験してきましたが、非常に丁寧かつ痛みや不快感を最低限に抑えた内視鏡術は受診者にとってはありがたいことです。結果は、消化器系も呼吸系統もいたって健康状態で、昨年まで指摘されていた肝臓についていた脂肪もかなり少なくなっていました。 これでまた1年安心して仕事やミッションに打ち込めると思う反面、無理をしないようにしなければならない年齢であることもしっかり頭に叩き込みました・・・

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みゆき通りくクリニック院長の梶原寛子先生!聖路加をはじめ各所で研鑽を積み消化器系疾患と胃・大腸カメラのエキスパートです。

銀座みゆき通りクリニック 
東京都中央区銀座6-2-3 03-5537-3525(総合受付)
by nutmed | 2006-08-11 15:00

たけし軍団の中で根っからの格闘技愛好家として有名で、最近では「平成教育委員会」やラジオパーソナリティとしても活躍している水道橋博士と対談してきました。神宮前で開業されているこうじんクリニックの越智先生の紹介で対談が決定したのですが、水道橋博士がうちの爪分析検査をしてくれて栄養療法やサプリメントに非常に興味を持っていただいたのが背景でした。
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もともと、水道橋博士は大の健康マニアでもあるそうで、おどろくほど勉強熱心な人でした。
現在、彼の執筆した「博士の異常な健康」という本が3万部の販売を越えて好評で、内容もプロから見ても内容の濃い本で、お勧めの1冊です!
by nutmed | 2006-08-09 16:32