臨床栄養士のひとり言

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今日は明石で講演会です

昨日は出張中に溜っていた残務処理の1日でした。帰国早々の慌ただしい中、今日は以前から決まっていた兵庫県明石での講演会のため、これから新幹線に乗っりこみます。最近関西にはよく出張しますが、明石は始めてで、今日の解毒についての講演同様、ワクワクしています。昨年10月から、かつて習ったホメオパシーについて、再度じっくり勉強しはじめまして、最近では花粉症の娘を実験台にしながら、それなりに効果が見られるようになりました。ホメオパシーについては、いづれ詳しく説明することにしましょう。さて、今日の駅弁は何にしょうかな。
by nutmed | 2007-02-28 09:32

簡易検査キットについて

昨日予定よりも40分早く成田空港に到着し、無事帰国しました。
週のはじめの帰国はどうも好きではないんですよね。帰宅前にオフィスに寄って、机の上にうずたかく積まれた書類の山の整理とメール対応で結局午後11時まで!でも今回の出張ではかなりの収穫があったので、文句も言えませんが・・・

さて、今日は今の私の分野からはそれほど近いものではないのですが、かって臨床検査にかかわる仕事をしていたので、最近医療現場、特に歯科医の間で話題になっている簡易検査キットについて少しお話したいと思います。これらのキットはだ液、血液、尿を材料とするもので、米国では15年ほど前から自宅で簡単に材料を採取してできる検査「HOME TEST KIT」としてかなり持て囃された歴史があります。日本でも13年ほど前から自宅で指に針を刺して血液を採取し、キットに添付されたろ紙につけ封筒に入れて送ると結果が送られてくるという「郵送検診キット」としての歴史がスタートしています。
対象になる項目は多岐にわたりますが、日本で最も多いのが「クラミジア」や「B型・C型肝炎ウィルス」などウィルス感染症検査キットです。これは、ウィルス検査が「抗原抗体反応」という方法で「抗体価」という、体内でそのウィルスに対して作られた抗体の有無と強さを分析するもので、言ってみればそのウィルスに感染したことがあるいか否かを調べるものです。

言葉とおり簡易な方法で測定できることと、材料を自分で自宅にいながら採取できることで、看護士や臨床検査技師による採血が必要ありません。歯科医でこのようなキットが重宝される背景には、多くの歯科医は採血業務が苦手であること、歯科治療で出血することが少なくないために、感染の危険性があることから施術の前に患者が感染症に罹患していないかの有無を確認しておく必要があるためです。コンセプトは間違いありませんし、歯科医といえども人間ですから、感染の危険から自らを守ることは重要な要素でもあります。

ただし、私がこれら最近の簡易検査キットに対して危惧と警鐘を促したいことがあって、それは対象となる感染症項目と、その結果およびクリニックの対応の仕方にあります。
簡易検査キットを販売している企業の中には、これらの検査の結果を本人に直接送付するところがあるそうです。一見、プライバシーにかかわる内容ですから当たり前のように思えますね。
しかし、これらのキットの中には最近では皆さんあまり危機意識がなくなったHIVいわゆる「AIDS」を検査するものまであるようですが、歯科医やクリニックに行って「治療の前にこのキットで材料採取して結果が届いたらまた来院してください」と言われたとしたら、皆さんはどうしますか?それも、もしHIVの検査で「陽性」つまり感染者である可能性が極めて高いという報告書がいきなり自宅に届いたとしたら・・・。多くの方はまさか自分がHIV感染者などと想像できないわけですから、ほとんどの方はもし「陽性です」という報告書をもらったら、まず間違いなくパニックになるでしょうね。そのケアは歯科医がちゃんとしてくれるだろうと思われるかもしれませんが、歯科医の多くは、患者がHIV陽性ですという報告書を持参してくれば、専門病院は保健所へ行くように指示するしかないでしょうね。

この手の検査キットの普及は意義深いことではありますが、まず、キットというハードの面ばかり先行させるのではなく、少なくともこのようなキットを販売する企業は、行政に対して陽性結果がでた場合の対応について協議をして、メンタル面を含めた対応までサポートすることを考えるべきだと思うのですが・・・
by nutmed | 2007-02-27 14:22

今日は帰国の途に・・

今朝のシアトルは気温3℃、午後から雪の予報がでています。今は2月25日(日)の午前8時30分。これから荷造りして午後1時の便で成田に向けて出発です。
今日はロスアンジェルスでアカデミー賞の授賞式がありますね。

昨晩、私の友人でシアトルに在住している日本人の栄養士と夕食をしたんですが、最近米国でにわかに或る日本食が人気だそうです。それは「酢の物」だそうです。私の記憶では白人は日本人が好むような酸っぱさは苦手だと思っていました。せいぜいピクルスぐらい、それもかなり甘い酸味のものですからね。
なぜ、アメリカ人が酢の物に興味を示し始めたのでしょう? その背景には、もちろんクエン酸とエネルギー生産ということがあるんですが、それ以上に酢の酸が食材に含まれる栄養素、特にミネラルの吸収を促進してくれるからという点にあるようです。
事実、自然治癒療法医師(ND)やカイロプラクティショナーなどが、中高齢者、特に女性の骨粗しょう症予防にワカメとイワシや貝類の酢の物を勧めているようです。

こうしてみると、世界に数ある食事、料理の中でも我々日本人が続けてきた日本の食というものが、残念ながら当の日本では徐々に食卓から姿を消そうとしているのに、日本以外の人たちによって、その有効性や大きな可能性が見出されていることは、嬉しいような悲しいような・・・

海外出張をするたびに、日本では語られなくなった、食べることが少なくなったものを、その地で再認識させられることはちょっと複雑な思いもします。

健康食品のように加工されたものばかりがもてはやされる昨今ですが、今一度、日本の食生活と食材、そして何よりも素材の力を感受できる「旬」を意識した日本古来の食生活を見直して欲しいものですね。
by nutmed | 2007-02-26 01:43

再びシアトルから

こちらは今2月24日(土)午後4時15分です。チャイニーズニューイヤーのあおりを受けて、週末の帰国便が取れず、再びシアトルに戻ってきました。明日シアトルから帰国の途につきます。
それにしても、西海岸はいずこも中国人がかりが目立つ今週でした。

今回カリフォルニアのアーバインでは、今後栄養医学研究所が新たにフォーミュラしたサプリメントを製造する工場のとの提携解約をすることが大きな目的でした。
新たに提携するサプリメント製造工場は、GMP(Good Manufucuture Practice)を持ち、フォーミュレーション管理r地だけでなく、素材管理、精度管理、パッキング管理まで、各セクションに専任の博士号を持つスタッフが常任する全米でも類を見ないマニュファクチャーです。
日本でも今後、厚生労働省がサプリメントの製造に際して医薬品の製造ライン同様にGMPに準拠する工場を求めてくるでしょう。
それは消費者にとってはいいことです。ただ、危惧されることは、あくまでも食品である、サプリメントに医薬品と同等の基準や制約を求めることによる消費者への価格負担がのしかかかることであり、これはかって米国でも大きな問題になり、かえって食の安全性を妨げる結果にもなった歴史があったことから、この、問題は時間をかけて議論する余地が残されていると思います。
by nutmed | 2007-02-25 09:57

アーバインCAから

今朝早くに次の目的地カリフォルニア州アーバインに移動してきました。アーバインは今、全米屈指の活気のある街でもあります。米国のTVドラマ「OC(オレンジカウンティー)」でもたびたび出てくる街です。日本企業の支社も多く、治安のいい街としても有名です。
この街の郊外には、サプリメントを製造する工場も多く、栄養医学研究所がリリースするサプリメントの65%はここのGMP基準適合の提携工場で作られています。車で30分も走るとオーガニック野菜や果物の農家も多く、素材産地に密接した場所でもあります。
世界的な異常気象の影響はここでも見られ、オーガニック栽培のオレンジ、イチゴ、アーティチョーク、大豆、小麦の農家では、史上初めて農作物が凍る冷害の被害を受け、大きな打撃を受けているそうです。1月にはロスアンジェルスでも雪が降ったそうです・・・・

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さて、アメリカには変わったサプリメントのショップがあります。このSuper Supplementもその1つで、このショップでは、いわゆるOUTLETもののサプリメントを中心に扱っています。OUTLETと言っても、商品の中身に問題があるわけではなく、ボトルが変形(つぶれている)していたり、ラベルの1部が切れていたり、インクがかすれていたり、中には商品名前のスペルが間違っているものなど、正式な商品として販売できないものばかり。その分価格は通常の30-60%OFFなんです! ショップにはお客さんが絶え間なくいて、多くのお客さんはインターネットや他のショップでお目当ての商品を探し、価格を見てからこのショップに来て破格の値段で購入するというものです。日本なら成立しがたいビジネスでしょうが、中身に問題がないし、価格が安いということで、私も個人使用のサプリメントはこちらに来るといつもこのショップで購入して帰国します。商品ラインアップは実に豊富で、逆にこんなにラインからはじかれる商品が多いことに、商品の中身ではなく外観の精度管理レベルが日本に比べて低いんだなと思ってみたりもします。

今週末は第79回アカデミー賞の授賞式がありますね。今年『Notes on a Scandal』で主演女優賞にノミネートされている英国が誇る女優ジュディ・デンチをご存知でしょうか?名前を言うよりも007のMといえばわかるでしょう。ほんの1時間ほど前にこちらのTVで今回ノミネートされている各賞候補のプロフィールを紹介する番組がありましたが、その中でジュディ・デンチが、無類のサプリメントオタクだということが話されていましたが、驚きです!彼女は軽いリウマチに悩まされているそうですが、1997年に007「トゥモローネバーダイ」の撮影のときにスタッフからCMO (Cetyl Myristoleate)という牛の脂質から抽出された中鎖脂肪酸を紹介され、これを使用したところ1ヶ月後にはリウマチ痛が驚くほど緩和したというものです。CMOは1995年に米国のサンfヒエゴで開業するDr.Sandsによって登録商標が摂られたサプリメントですが、CMOについてはいまだに世界中でその効果について物議をかもしている素材ではありますが、関節痛やリウマチ痛の改善効果は高いことが証明されている素材でもあります。
by nutmed | 2007-02-23 15:11

トリインフルエンザ 米国の状況

時差があるので1日で2回目の投稿になりました。
今回の米国出張でトリインフルエンザに対する米国の取り組み方と日本の取り組み方が大きく異なることを実感しています。
TVでもラジオでも盛んに「AvianFlu(エビアンフルー)」「Pandemic Flu(パンデミックフルー)」という文字とアナウンスが流れ、国民に対して徹底した危険性と対応策を流し続けています。TVはどの局でも1日数十回AvianFlu(トリインフルエンザ)の対応策を流しています。インターネットでもこの手の情報が非常に多いのが目につきます。
実際、米国政府のトリインフルエンザ対策部署が作成したビデオは子供が親や祖父に学校で教えられたトリインフルエンザのことを確認し、実際に水や食料の備蓄をする光景が映るのですが、非常にインパクトがあります。
唯一の予防薬として扱われている「タミフル」の使用方法や入手について各州政府がどこに行けばタミフルが入手可能かの情報も出しています。

また、WHOのサイトでも週ごとに世界のトリインフルエンザの感染者数とそれによる死亡数を掲載して情報開示しています。
これらは恐怖感を煽るものではなく、確実に人から人への感染が予想されるトリインフルエンザにどのように対応予防するればいいかを、国民に伝えるもので、事実、今回の出張での訪問先でトリインフルエンザのことが話題にならないことはないほど、かなり国民にその教育と対応策が浸透していることに驚きました。
一方、日本ではどうでしょうか?
コメディアン出身の知事が納める自治体で発生したトリインフルエンザにはマスコミも国民も注目はしますが、その危険性、現在のウィルスの状況、そしてその予防対応策について行政がマスメディアを利用して米国ほど頻繁に国民に訴えかけているでしょうか?
皆さんは狼少年の話を覚えていますか?そうです、村人に狼が来ると幾度もウソをついた挙句、誰からも信用されなくなり、最後には自分が本当に狼に襲われてしまうという話でしたね。
今、米国ではこんなことがささやかれています、「トリインフルエンザについては、政府が流している情報とおりに悲惨な結果にならなくても我々国民は政府を狼少年呼ばわりはしない」

少なくとも私のブログでは過去から再三トリインフルエンザの恐怖とその予防対応策について幾度も投稿していますので、読者の皆さんがパニックになることはないと確信していますが、過去の歴史を紐解けば、確実にパニックを起こす国民性を持った日本ですから、今から皆さん自身だけでなく、友人、家族、同僚、恋人など、周囲の人と情報の共有をしてパニックにならずに呼ぼうと対応策を考えることをお願いしたいですね。
by nutmed | 2007-02-22 12:45

シアトルから その2

今朝のシアトルは快晴で昨日の雪がウソのような暖かな日がスタートしました。
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これはタコマ富士という名前を持ったMount Rainierです。

今シアトルは21日の午後1時です。今日はこれから私の師匠でもあるTAHOMA CLINICのDr.ライトに会いに行き、天然由来のホルモンを使った女性の更年期治療のレクチャーを受けます。天然由来ホルモンとは、いわゆる婦人科で使われるような合成(馬の尿などを原料とするものなど)ホルモンではなく、ヤムイモや豆類から抽出されたホルモンに似た物質を原料とする人間の体内で生産されるホルモンとほぼ同じホルモンのことで、「バイオアイデンディカルホルモン」とも呼ばれている安全な副作用のないものです。Dr.ライトはこの「バイオアイデンディカルホルモン」の世界的な第一人者でもあり、2005年にアメリカで設立された国際バイオアイデンディカルホルモン学会の初代会長でもあります。
日本ではまだまだなじみのない「バイオアイデンディカルホルモン」ですが、婦人科で使われる合成ホルモン剤(HRT)に比べ、副作用がほとんどなく、有効性も認められていることから、今後日本でも代替医療の分野で普及することが望まれます。

次の話題はドリンク剤の多用による糖尿病リスクの増加の話題です。
以前から、栄養ドリンク剤に含まれる糖分が糖尿病のリスクを増加させることについては米国でも話題になっていましたが、最近、カリフォルニア大学の研究チームによる栄養ドリンク剤と糖尿病の罹患リスクの研究が報告され、栄養ドリンク剤を1日1本以上常用する人では、そうでない人に比べ糖尿病のリスクが3倍以上高くなるというものです。日本人は世界的にも栄養ドリンク剤を常用する「栄養ドリンク大国」ですが、俗に「飲むと何となく元気がでるから・・」という動機は、糖尿病のリスクを高めることにもなりかねないことを覚えておいていただきたいものですね。
by nutmed | 2007-02-22 06:11

シアトルから

今、シアトルは20日の午後4時30分をまわったところです。無事に今朝7時過ぎにはシアトルに到着しましたが、気温4℃! 到着早々午前10時からの学会に参加するために空港近くのホテルへ向かい、午後3時ころにふと外を見るとなんと雪が!そして今ホテルへ戻ってくるころには澄み切った青空の天気です。異常気象は世界的な規模ですね・・・

さて、今日の学会のランチセミナーで面白いテーマがありましたので1つ紹介します。
最近日本でも再び話題になりつつある「慢性疲労症候群(CFS)」と「リウマチ」「うつ病」が胃酸の生産能力に深くかかわっているというものです。胃酸についてはこのブログでも今までに何回かお話してきましたが、最近の30-50歳代の男女で見られるこれらの症状の背景には、胃酸の生産能力とその分泌が非常に低下しているために、たんぱく質の消化が十分に行われず、人の体を構成している約60兆個の細胞とその働きには不可欠のアミノ酸の合成が低下しているというものです。動物性・植物性を問わず、たんぱく質は胃酸と胃酸の刺激で生産される消化酵素の働きによってアミノ酸まで分解されますが、この年齢の人では、本来十分な胃酸を作ることができるにもかかわらず、そうではないということです。この背景には、ストレス、生活習慣だけでなく、やはり食生活にも原因がありそうです。今日のセミナーで紹介されたデータによると、30-50歳代の慢性疲労症候群(CFS)と診断された86名の男女に胃酸の生産能力の確認検査をしたところ、87%の人が食事直後から2時間の間に十分な胃酸の生産がされておらず、酸度(pH)も食物、特にたんぱく質を分解するに十分な酸度ではなかったということが報告されており、便中には未消化のたんぱく質や脂質が確認され、これらの人に胃酸を補うサプリメントを一時的に食事とともに飲んでもらうことで、症状が緩和、改善したと答えた人が82%いたということです。便検査でも未消化のたんぱく質や脂質が大幅に改善されてもいるということでした。また、胃酸の生産は十分であっても食事直後の胃酸の酸度(pH)がたんぱく質を消化分解するために十分酸性(pH0.8-1.2)でない人の場合には、たんぱく質の分解消化にかなりの時間がかかることが少なくありません。このような人は「スローダイジェスター」といいまして、食事中に水やアルカリ性食材を食べ過ぎることによって更に消化分解を低下させてしまうことがあるので注意が必要です。
皆さんはご自分の胃酸の生産能力がどれほどなのかについてはあまり関心をもったことが無いかもしれませんが、栄養素の消化分解には不可欠な要素ですから、是非注目して欲しいものですね。
by nutmed | 2007-02-21 10:11

これからシアトルへ

今回は初めてGPS(衛星)の信号を受信してロードナビゲーションをしてくれる、いわゆるカーナビの小型版(PDA)を持参するこにしました。今まではレンタカーを借りて、地図を見ながら目的地までいくことが多かったんですが、友人のアメリカ人から勧められて、日本では趣味のバイクのツーリングで使用しているPDAナビを持っていき、性能も見てみようと思ってます。
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胸ポケットに入るほどこんなにコンパクトなカーナビです!
by nutmed | 2007-02-20 00:24

サプリメントの定義について

暫く前にアメリカのTVドラマ「24」にはまっていましたが、最近友人の紹介で「LOST」という同じくアメリカのTVドラマにはまりはじめました。ストーリーを暴露するのは失礼になるでしょうから言いませんが、中々面白いストーリー展開でお勧めの1品です。
そうそう、明日20日から1週間学会参加ほかの目的でアメリカ出張になります。ブログはアメリカから更新しますので、ご安心を!

さて、今日はサプリメントの定義について少しお話ししましょう。
英語のサプリメント(Supllement)には、「人間の体を構成する栄養素を充足させるための加工食品」という定義がありますが、日本では、健康食品もサプリメントも同じ定義で語られている傾向があります。
ここに或る自治体が作った健康食品に関するマニュアルを抜粋してみましょう。
「健康食品とは、普通の食品よりも「健康に良い」と称して販売されている食品のことを言います。健康食品は、現在いろいろな呼び方で販売されていて、栄養補助食品、サプリメント、機能性食品、マルチビタミン、特定保健用食品、栄養強化食品・・しかし、これらの区別は明確に定義されていません。」何かわかったようなわからないようなあいまいな定義ですね。
サプリメントとは、食事ではとりきれない栄養素や成分を補う栄養補助食品を指します。しかし日本ではサプリメントと健康食品についての考え方が曖昧で、明確にこれがサプリメントであるという定義がまだ確立していません。
サプリメント大国の米国では、「栄養を補給・補助するためのビタミン、ミネラル、ハーブ、アミノ酸など、人間の体が必要とする栄養素が1種類以上含まれるもの」をサプリメントとして定義しています。いずれ日本でもこれと同じようなサプリメントの定義が定着するものと思います。
サプリメントは適切に使ってはじめて健康によい効果を得られるもので、むやみにたくさんとればいいというものではありません。皆さんが盲目的なサプリメント・マニアにならないように、そして上手にサプリメントを使うためには、下記の考え方を心得ていただくことが大切だと考えます。

サプリメントの考え方
①人間が化学的に合成した薬ではない。
②人間の体が必要とする栄養素である。
③自分の体内環境にあった成分、種類、量を考えて使うことが大切である。
④とるタイミングと量を考えて使わないと効果は期待できない。
⑤薬と同じように、過剰摂取は危険である。
⑥栄養素の不足を補うだけでなく、不必要な物質を排泄促進することもできる。
⑦それぞれの相乗作用と相殺作用を考える必要がある。
⑧薬との飲み合わせを考える必要がある。


日本もいよいよ医療現場でサプリメントを用いた栄養療法が実践される方向性が見えてきましたから、この際、消費者も医師も素直にサプリメントや栄養素について考える時期なのではないかな・・
では、明日以降、アメリカからの便りをお楽しみに!
by nutmed | 2007-02-19 16:05