今日から山ごもり・・

4月30日から知人の山小屋にでかける準備中です。どうやら福島県にある某TV局番組ダッシュ村の横にあるところだそうです。原稿書きついでに、今年のはじめに買ってまだ読んでいないアミノ酸療法とDr.ライトからいただいた酵素療法の本ほかを数冊持って読破してこようと思ってます。

さて、昨年10月18日に書いたブログの腸の動きについての話題の続きですが、この1ヶ月ほどの間に、この件で86通のメールを頂いてます。どれも腸の動きの自己チェックの結果報告です。どのメールも「こんなに腸が動いていないかったとは思わなかった!」というものばかりです。加えて、嬉しいことにこのうち95%の方は、チェック後腸の動きを意識した食生活や生活環境、栄養素に関心を持っていただいた結果、今まで悩んでいた体の症状や状態が大幅に改善されたり、ストレス耐性が向上したり、集中力が増したなどの報告をいただいています。
以前から言っているように、いくらいい素材を食べようが、ましてやサプリメントだけで何とかしようと言う考え方を持つ前に、ご自分の体内環境、特に消化分解を司っている胃腸の状態を真剣に見つめて、それを改善してあげることが、まず多くの現代人がやってみなければならないことであり、それを改善するだけでも大きなプラスの変化をもたらしてくれるものと信じています。

この連休中、家族や友人などとどこかへ出かけることも多いかと思いますが、是非この数日間の休みの中で、自分の体内環境に素直に目を向けることも考えてみて欲しいですね。
by nutmed | 2007-04-28 07:25

米国の代替医療について

いよいよ明日からゴールデンウィークのスタート。長い人では9連休なんてこともあるようですね。お出かけや旅行もいいですが、渋滞や人混みで不用意にストレスを受け、かえって仕事してるときよりもストレスの影響を受けてしまいがちな1週間になります。折角の休みですからイライラせず、穏やかな気持ちでリフレッシュしてきてくださいね!
私ですか?リフレッシュと言いたいところですが、締め切りの原稿を3本抱えているので、電話の繋がらない友人の山小屋に5日間こもります!

さて、代替医療について、米国の状況を少しお話したいと思います。
まず、「代替医療」という言葉については以前このブログでも書いたような気がしますが、私はこの「代替」という言葉が大嫌いなんです。代替というのは、何かの代わりという意味でして、医療分野で言えば、現在の「西洋医学」に対する代わり、つまり代替的な医療ということになります。
あたかも現代西洋医学が全てで、本流のような、そしてどこか傲慢な表現でもある代替という位置にあるのが、「代替医療」ということになるのですが、歴史を紐解けば今でこそ代替医療というカテゴリーに入る「民間伝承療法」「ハーブ、栄養、気、中医、ホメオパシー・・・」などなどは、西洋医学の発祥よりもさらに古いものばかりで、言ってみればかつての医療の本流を占めていたものばかりです。私は現代西洋医学を否定はしていませんが、その申し子のドクターから「代替医療・・」と言われると「先生の実践している医療はすばらしい。でも先生の学んできた医療は代替医療ですよね?」と必ず答えるようにしています。(笑)

さて、米国における代替統合医療(CAM:Contemporary use of alternative medicine)の現状ですが、2002年51州およびプエルトリコ、USバージン島の18歳以上の成人を対象に行われたアメリカ合衆国CDC(疾病管理センター)による医療市場調査報告によると、実に36%の人が何らかの形でCAMによる医療を受給し、2004年には62%までに急増しているという調査報告があります。この数字だけを捉え単純に日本と比較することは早急すぎる感がありますが、アメリカだけでなく、カナダ、イギリス、ドイツ、イタリア、オーストラリアといった先進諸国でもこの10年間でCAMへの期待と各国民の関与の伸びは著しいといえます。医療費規模においては、1997年の調査では約5兆円がCAMによる医療費として支払われていて、 このうち、約2兆円は指圧、カイロプラクティクスなどの物理的なCAMに支払われたもです。米国においてこの10年で急激に伸びた国民のCAMへのかかわりですが、興味を引く数字がここにあります。2004年、米国民全体の62%がCAMによって治療を受けていますが、そのうちの54.9%は、現代西洋医療とのコンビネーションがあってはじめてCAMによる治療効果があったと考えています。
コレを意味するものは、技術の進歩うあエビデンスに裏づけされることを強いられる西洋医学は確かに効果のある医療であっても、エビデンスや技術、数字だけでは解決できない、しかしながら確実に効果の歴史を築いてきた、これらの代替医療のカテゴリーと西洋医学との組み合わせによる医療が、確実な効果をあげつつあるということだ考えます。

次回は山ごもりから下山してきた5月5日あたりになるでしょうか・・・
by nutmed | 2007-04-27 13:00

がん予防とビタミンC

最近私の周囲の方で、年齢が若いにもかかわらず癌細胞に侵されて入院したり手術をした方が少なくありません。私の師匠でもあるDr.ライト(シアトル タホマクリニック院長)は、癌に侵される前の「予防」がいかに大事かを常に語ってくれました。
言い尽くされている感はありますが、かのライナス・ポーリング博士が提唱したビタミンCのメガドースと癌の治療・予防ですが、再度ビタミンCの癌細胞に対する効果について認識し、予防を考えて見ていただければ幸いです。

一般的に癌の治療法として手術、放射線、化学及び免疫療法が適用になりますが、癌患者の多くは血中ビタミンC濃度が、癌ではない人と比べ低いと、いわゆる壊血病であることが少なくないという報告があり、アスコルビン酸を補給することが大切です。アスコルビン酸には免疫機能を高めて癌細胞の増殖を抑制し、傷の治りを促進させる効果が期待できます。
ビタミンCが癌の予防に有効な背景の1つには、この免疫向上のほかに、コラーゲンの活性を高めて、コラーゲンの働きによって癌の発生や拡大を防ぐ作用、そして、ニトロソミアンという窒素酸化物質(胃や肝臓の癌の発生の引き金になるといわれている)の生成を防ぐことにあります。このほか、コラーゲンの活性が高まることによって、血管膜の破壊による癌の浸潤や血行性転移を阻止する作用、インターフェロンの生産促進作用があります。

癌予防のためにビタミンCを摂取するのであれば、年齢が30歳を越えたら1日あたり2-3gのビタミンCを1日3回くらいに分けて飲むことをお勧めしますが、腸が酸性刺激によって下痢を起こすような場合には、ビタミンCとカルシウムを一緒に飲むことをお勧めします。このときのカルシウム量はビタミンCの80%くらいの量でいいでしょう。

米国やドイツでは癌の治療だけでなく予防の場合でも、静脈からビタミンCを点滴で直接血液内に送る療法が選択されることが少なくありません。最近日本でもクリニックでビタミンCの点滴をしてくれる施設が増えているようですが、予防の場合でも1週間に1-2日、1回あたり1-2gのアスコルビン酸を点滴してもらうといいですね。1つの目安は血液中のビタミンC量が18-25マイクログラム/mlを維持できることが望ましいですね。
by nutmed | 2007-04-24 16:12

クルクミンの腎臓障害

週末は生憎の天候の中、年に1回同じ種類のバイクに乗るおじさん達の全国集会に出席するために岐阜県馬瀬温泉まで1泊で行ってきました。今年で5回目の集まりですが、今年は100人を越える平均年齢50歳のおじさんらが青森から鹿児島から全国津々浦々から集合してきました。
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これが一番のストレス解消なんです!

さて、今日はクルクミン(ターメリックの主要成分)と腎臓の働き改善についてお話します。
2000年の英国の薬学誌(BRITISH JOURNAL OF PHARMACOLOGY, 2000, Vol 129, Iss 2, pp 231-234)で発表された研究によると、クルクミンが持つ腎臓疾患の予防と治癒の能力が高いことが報告されています。この研究の結果によると、腎臓にダメージを受けたラットに対してクルクミンを投与することで、腎臓機能を回復することがわかり、クルクミンを投与するすることによって、蛋白尿、アルブミン尿症、脂肪血症を予防することがわかりました。
クルクミンは、泌尿器科などで腎臓障害の度合いを確認するために測定される検査される物質(N-acetyl-beta-D-glucosaminidase)を積極的に尿への排泄を促し、フィブロネクチン、及び、グリコサミノグリカン、及び、血中コレステロールが抑制されています。

この研究では、クルクミンによって腎臓のフリーラジカル(酸化の原因物質)を抑制し、酸化防止作用を持つグルタチオン(アミノ酸複合体)およびグルタチオンペルオキシダーゼ活性を増加することによって、腎臓損傷から保護するとともに、腎臓ミクロソーム、そしてミトコンドリア脂質を除去することを証明していて、クルクミンの投与が腎臓病の治療における有望な物質であることを示唆しています。

クルクミンは最近では「お酒」を飲む前の健康食品として有名になりましたが、この報告のように、腎臓の働きを改善したり、予防する作用効果が医薬品なみに高いことが証明されつつあります。
by nutmed | 2007-04-23 12:54

抗がん剤と栄養素

太陽が出ているのにこの肌寒さはなんでしょう! 春らしさはいつになったら来るのやら・・・
昨晩は知人とスペイン料理を食べに行きましたが、帰宅してから朝までに3回もトイレに行かされる始末。私は滅多に下痢はしないほうなんですが、心当たりはスペイン料理レストランで出された極度に塩辛いタラとタラバガニの煮込みだと思ってます。今日の昼にレストランに電話して確認したところ、このレストランで使っている塩は岩塩であることがわかり、その銘柄を調べるとマグネシウム量が非常に多いことがわかりました。どうやら犯人はこの岩塩だったようです。

さて、先日新潟在住の女性から乳がんの抗がん剤の栄養素に与える影響についての質問がありましたので、抗がん剤が与える影響について少し紹介しましょう。
乳がんの化学療法で比較的汎用的に使用される「タキソール」という抗がん剤があります。この抗がん剤の成分はセイヨウイチイという植物の樹皮エキスから得られた成分ですが、今では自然界に生息するセイヨウイチイの生息量には限界があることと、樹皮をむいてしまうとすぐ枯れてしまうことから、天然成分と合成成分がほぼ半分の天然合成成分です。
これがセイヨウイチイです。
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セイヨウイチイを原料とするタキソールを服用するときの注意点は主治医が説明してくれるものですが、タキソール投与中にはアミノ酸の1種類であるトリプトファンまたはトリプトファンの前駆物質の5-HTPが含まれた食材を避けるようにしたほうがいいと思います。トリプトファンと5-HTPは脳内でセロトニンに変換されるアミノ酸ですが、タキソールと一緒にこれらのアミノ酸を摂取することによって、タキソールの副作用を増強させる可能性が報告されています。
トリプトファンが多く含まれる食材は牛乳・ヨーグルト・卵・ナッツ類・マグロ・チーズ(特にスイスチーズ、チェダーチーズ)です。

次に代表的な抗がん剤シスプラチンの効果を残しつつ、腎臓の毒性などを軽減させた『カルボプラチン」という抗がん剤があります。白金製剤のこの抗がん剤には、カルシウム、マグネシウム、カリウム、およびリンの尿からの過剰排泄作用が報告されています。言うまでもなく主治医チームは点滴でこれらの電解質ミネラルを補給するはずですが、特にマグネシウムのモニターをするときの検査材料は注意したほうがいいと思います。血清中、血漿中のマグネシウムを測ってもマグネシウム欠乏状態を把握するのは難しいので、赤血球中のマグネシウムを測定してモニターしてもらったほうがいいと思います。
また、白金製剤の腎機能への影響と白血球減少の副作用を抑えるために、電解質ミネラルの点滴の中にセレニウムを入れてもらうといいでしょうね。
by nutmed | 2007-04-19 17:48

今週は平日の勉強会や講演会が続いていて、ブログ更新が飛び飛びになってしまいました。
それにしても、5月を目前に寒の戻りというには少し陽気がおかしいですね。せっかく蕾をつけた春の草木も、中々衣を脱ぐ決心がつけないようです。

さて、今日は月見草オイルについて質問を受けましたので、せっかくですからここでもその話を紹介します。
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γーリノレン酸が豊富に含まれる月見草オイルは、湿疹や蕁麻疹、乾燥肌などの改善効果があるためにこの15年ほど前から栄養療法のクリニックでもアトピー性皮膚炎の改善のために処方されてきた素材です。
アトピー性皮膚炎の患者では、必須脂肪酸(EFA)とプロスタグランジン(炎症を抑える働きと発生させる働きの両方を持つホルモン物質)の代謝に変調を来たしていることが多いことが報告されています。実際、いくつかの臨床研究では、アトピー性皮膚炎患者の血漿、赤血球、白血球中の脂肪酸量の変化が見られます。アトピー性皮膚炎患者の多くでは、γ-リノレン酸(長鎖多過不飽和脂肪酸)、アラキドン酸、長鎖オメガ-3脂肪酸、EPA、DHAが不足減少傾向にあり、逆にリノレン酸は過剰傾向にあります。
アトピー性皮膚炎の患者は、γ-リノレン酸の摂取量が少ない、または何らかの原因でデルタ6脱飽和酵素(リノール酸がγ-リノレン酸に変化するときに必要な酵素)の活性が低下していると考えられますが、デルタ6脱飽和酵素が正常に働くためには、亜鉛だけでなく、ビタミンB6とマグネシウムが必要になります。これらが不足しているために活性が低下しているなら、これらをサプリメントなどで補えば症状の多くは改善します。γ-リノレン酸が不足している場合に、月見草オイル(EPO)、ボラージオイル、黒スグリオイルの摂取が効果的なケースは確かに少なくありません。EPOについて言えば、1日あたり3,000mgのEPO(γ-リノレン酸量として約270mgに相当)摂取によってアトピー性皮膚炎の症状改善効果が現われています。しかし、私が今までに扱った128例のアトピー性皮膚炎患者の栄養カウンセリングとDr.ライト(私の師匠でタホマクリニック院長)が過去に扱った数千のケースの実情は異なっていて、EPOよりもオメガ-3(フラックスまたはタラの肝油)を1日あたり3,000-5,000mg摂取させたほうが、よりアトピー性皮膚炎の症状改善効果が高いといえます。実際、米国でアトピー性皮膚炎に対するEPOの効果は期待する以上に低いという報告があります。
オメガ-3(フラックスまたはタラの肝油)は、アトピー性皮膚炎の患者の中でも特にプロスタグランジンの代謝異常、デルタ6およびデルタ5脱飽和酵素生産不良(このほとんどが亜鉛、ビタミンC、ナイアシン、ビタミンB6、マグネシウムの摂取不足)の患者には効果的で、日本人のアトピー性皮膚炎には最も多いケースがこれです。
最近の研究によると、アトピー性皮膚炎の脂肪酸のパターンを調べたところ、血漿中およびリン脂質に含まれるオレイン酸とリノレン酸量を比較するとリノレン酸のほうがオレイン酸よりも圧倒的に多く、このパターンは健常人では見られないパターンであることがわかりました。加えて、アトピー性皮膚炎患者の多くでオメガ-3とオメガ-6の比が非常に低いということです。
アトピー性皮膚炎患者の血漿中およびリン脂質のジホモ-γ-リノレン酸とアラキドン酸が極端に低下していることから、従来から言われているようにデルタ6およびデルタ5脱飽和酵素の生産不良などの背景があり、オメガ-3を摂取したほうがより効果的であることを裏付けるものと考えています。

アトピー性皮膚炎で悩んでいる方の場合には必ずしも月見草オイルが効果的ということはないということですから、どの脂肪酸が自分にはあっているのかを、血液検査、爪によるミネラル分析などによって確認したうえで専門のカウンセラーや医師に相談することが重要ですね。
by nutmed | 2007-04-18 09:39

週末は半袖でもOKなくらいの陽気でしたね。今日は一変してまた3月上旬の陽気です。
我が家には生後17年目を迎えるシャムネコの混血が同居しているのですが、彼の行動で今日は暖かな日かそうでないかを判断できるようになりました。暖かくなる日の朝は盛んに外に出て日光浴をしたがりますが、そうでない日は朝からソファの上の彼の特等席でうつろな目をしています。
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さて、ココナッツオイルの2回目です。
この10年ほど、アメリカ人の中でも有知識層や健康に留意する方がもっとも食材で注意している素材が2つあります。それはピーナッツオイル、ピーナッツバターと大豆オイルです。この2つの素材を摂ることを避け始めた背景には、これの素材が甲状腺の働きに重要な役割を担っているヨウ素の吸収と働きを抑制し、甲状腺腫を誘発する可能性の高い素材であるからです。ピーナッツや大豆のほかにもこのような素材は多いのですが、この2つは特に強力であるという報告があります。キャノーラ油(菜種)もこれに近い性質を持っていますね。
毎日の食事の中でも油が活躍する場面は多く、30年前に比べると世界中の栄養学者が、食材として選択する油に注目するようになり、国民もそれにつれて油には気を遣うようになりました。
ココナッツオイルは、最近日本でも話題のコレステロール(LDL)を抑制する不飽和脂肪酸の代表格である、フラックスやDHA、EPAなどの魚油とはことなり、飽和脂肪酸の仲間です。
飽和脂肪酸は常温で固まり、コレステロール値を上げ、過剰摂取は動脈硬化を招くことで不人気になってしまった脂肪酸ではありますが、ココナッツオイルは同じ飽和脂肪酸でも、消化吸収が約4倍速く、門脈を経て直接肝臓に運ばれ速やかに分解されてエネルギーとなる「中鎖脂肪酸」で、からだに吸収された後、リンパ管、静脈を通って脂肪組織、筋肉、肝臓に運ばれ蓄積され、必要に応じてしかエネルギーにはならない「長鎖脂肪酸」に比べ、体にとっては良い飽和脂肪酸といえます。

ココナッツオイルは中鎖脂肪酸素材の代表格で、このような背景が欧米の有知識者の間で浸透されつつある「FAT DIET」なんです。「FAT DIET」というと、「脂肪(FAT)を落とすダイエット」と呼ばれてきましたが、「FAT(中鎖脂肪酸)を積極的に摂って、適度なエネルギーの消費のためのエクササイズを行うダイエット」として認識されはじめました。

ココナッツオイルは常温でも2年ほど構造が変化せずに保存できる優等生でもありますが、可能な限りオーガニックのココナッツオイル素材がお勧めですね。ただ、残念ながら日本ではココナッツオイル、それもオーガニックのバージンエキストラオイルが中々入手できにくいようです。ココナッツオイルの所要量は1日あたり3-5gと言われています。
by nutmed | 2007-04-16 16:07

昨晩は旧知の友人と銀座で夕食をともにしましたが、そのときあちらこちらで目をひいたのが、今年の新入社員の歓迎会とおぼしき光景でした。私もかつては大学を卒業し企業に就職した経験がありますが、そのときと比べると、何と言うか「豪傑」らしき猛者が少なくなったと感じることでした。昔も今も変わらないのは、男性は濃紺のスーツ、女性はブラックスーツということでしょうかね。

突然ですが3ヶ月ほど前からココナッツオイルにはまっています。そう、ヤシの実から取れるオイルです。これから数回にわたってココナッツオイルが秘めた効果について紹介します。
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ココナッツオイルと聞いて「コパトーン」が頭に想像される方は年齢がバレますね。
ココナッツオイルにはまるきっかけは、ビタミンEの成分の1つでもあるトコトリエノールという物質が豊富に含まれていることでした。米国のテキサス大学の研究者らが、1970年代から継続してきた世界規模での乳がんと食材の疫学調査で、東南アジアの民族に乳がん発症率が低いおは、強力な抗酸化作用を持つトコトリエノールという物質が豊富に含まれているココナッツオイルの消費量が多いことを報告しています。
ココナッツオイルに含まれる脂は「飽和脂肪酸」ですが、他の油に比べ常温でも2年間は酸化しにくい性質を持った優良な油であることがわかりました。
さらに、この数ヶ月間ココナッツオイルについて調べれば調べるほど、その作用の可能性が大きいことがわかり、またかなり多くのエビデンス(効果を証明する研究報告)が想像以上に多いことがわかりました。
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その1つに、甲状腺機能低下症に対する改善作用効果の高さがあります。
甲状腺の働きが低下する甲状腺機能低下症の代表的な症状は、手足の冷えがありますが、この疾患に対して処方される一般的な薬よりも、ココナッツオイルを2週間継続することによる改善効果は非常に高く、改善率は75%にもなります。
ココナッツオイルは臭いの関係で好き嫌いもあるようですが、これからエアコンの季節になり、冷え性の人にはもってこいの食材だと思います。そうそう、減量効果も期待できるんですよ、ココナッツオイルは! その辺は次回以降にお話しましょうね・・・
by nutmed | 2007-04-13 15:41

昨晩の雨から一転して今朝はすがすがしい朝でしたね。
桜の花も昨晩の雨で全て散り去り、代わって緑鮮やかな若葉がグングンと育ち初めてます。これからの時期、朝の目覚めがよくなるように彩り鮮やかな花を植えてみるのもいいですよ。

さて、今日は昨日に続いてメタボリックシンドローム改善のために、オフィスでも簡単にできるエクササイズについて紹介しましょう。

少なくとも1週間に150分の運動を行うことを目標に無理なく実践してください。
継続してできる運動内容を進めることが大切です。皮下脂肪を低下させるための大切なポイントは、脂肪をエネルギー源としている赤筋(遅筋)を増やすことを考えた、ゆっくりとした全身有酸素運動ですので、ジムに行く時間がある場合にはバイク、スイミング、トレッドミルによる中速度のウォーキングが適していると思いますが、ジムに行く時間がなくて、でもエクササイズはしないといけないと考えている方には、オフィスに座りながらできる運動を紹介します。

①椅子を使った運動(5往復1セットを1日3-5回)
椅子に浅く座り、座面の後ろに両手をつき、両足を伸ばした状態で両手で体を支えるように腰を椅子からゆっくり持ち上げる。このときに頭の中で5つ数えながら息をすい腰を持ち上げ、5つ数えながら腰を椅子に戻す。

②机を使った運動(5往復1セットを1日3-5回)
机の前に椅子を置いて背筋を伸ばして座り、両手のひじから先を机の上に置く。
頭の中で5つ数えながら息をすい、両手で机を下へ押すようにしながら足をゆっくり持ち上げ、5つ数えながら戻す。

どうです?以外に簡単にでくすおですよね。ただし、継続ですよ、継続!
by nutmed | 2007-04-12 16:03

最近、日本でもすこしづつ名前が浸透しつつある「FLAXオイル」ですが、私自身は12年前から愛用し、またアトピー性皮膚炎やリウマチでカウンセリングにこられた方に最初にお勧めしている素材です。我が家では3年前からFLAXを庭で育てているのですが、今年も播種の時期になりました。種は一見するとゴマににていて、種はそのまま食べてもおいしいんですが、何よりもその花が美しい!最近、種も流通しているようなので一度お試しあれ!
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こんな花を咲かせてくれます。

さて、今日は日本でも本格的に国の政策としてスタートを切った、メタノリックシンドローム対策に向けて、改善のための食事内容についてお話しましょう。


1、食事内容
①脂質
・脂質の総量は全摂取カロリーの25-35%に抑える。
・不飽和脂肪酸の摂取量は全摂取カロリーの20%までにする。
②炭水化物
・炭水化物は全摂取カロリーの50-60%に抑える。
・精製漂白された砂糖、小麦などの「白物」の摂取はなるべく避ける。
・主食の米はできる限り玄米にする。
・パンはできる限り全粒粉小麦でイースト菌を使用しない自然発酵のものにする。
・豆類、穀類、果物、野菜を意識して食べるようにする。ただし、果糖の摂りすぎには注意。
③たんぱく質
・低脂肪の動物性たんぱく質を選択する。
・鶏肉、魚の摂取を増やす。
・豆類など植物性たんぱく質の割合を増やす。
④繊維質
・緑黄色野菜、リンゴなどから摂取できる植物性繊維質を増やす
⑤ミネラル
・食卓塩などに含まれるナトリウムの摂取総量は1日あたり2000mg以内にする。
・マグネシウムは1日あたり250-300mgを目安とする
・カルシウムは1日あたり800-1000mgを目安とする
・カリウムは1日あたり3500-4000mgを目安とする
*マグネシウムが豊富に含まれる代表的な食材
ブロッコリ・大豆・リンゴ・バナナ・アボカド・玄米・ニンニク
*カルシウムが豊富に含まれる代表的な食材
ブロッコリ・乳製品・アスパラガス・イワシ・大豆・ゴマ
*カリウムが豊富に含まれる代表的な食材
バナナ・アボカド・ニンニク・ジャガイモ・玄米
by nutmed | 2007-04-11 08:55