臨床栄養士のひとり言

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第1305回 自分の体内環境に正直に向き合いましょう

先週土曜日は午後から東京の新富町で、私のジュースde栄養セミナーの3回目を開催しました。 多くの方に参加頂き生協のうちに修了しました。次回は10月6日(日)に第4回目を開催の予定でおします。
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最近、ブログの読者の方が神尾記念病院アンチエイジング外来と青山外苑前クリニックにカウンセリングの相談に来院することが多くなりました。その中の悩みの上位を占めているのは、慢性疲労、アレルギー(食物耐性)、腹部膨満、臭気過敏です。
そしてその多くの方に、食物耐性(特に小麦グルテン)と胃酸が背景に潜んでいることが少なくないようです。実際に、クライアントさんの多くが、現在の胃酸の状態を確認してもらい、胃酸と消化を促進する栄養指導をした翌日に、今までになかった実感をする人も少なくありません。
クライアントさんのほとんどが、長い時間をかけ、好むと好まざるに関係なく、現在の症状を作り上げてきてしまっていることから、すぐに改善というわけにはいきませんが、何よりも本人が長らく実感できなかった、食欲、睡眠、便通など、比較的早い段階で体調の変化に遭遇することができる人も決して少なくはありません。
ただ、人間の性とでもいえばいいのか、改善の兆しが出始め、徐々に改善度合いが進むことはいいのですが、なぜそのような症状をつくってきたのかの背景を忘れてしまうことも少なくないようです。
栄養療法だけでなく、慢性化した症状の改善を進める際に、もっとも重要なポイントはここにあります。
化学的に合成された薬で、症状の上っ面を抑えたり、問題のある細胞組織を切ることと異なり、その症状の根底に潜んでいる原因や背景がなぜ生まれたのか、また、それに気づかぬ生活を続けてきたことに目を向けることを避けてはいけません。
折角、症状や悩みの問題が解決しても、それを生み出した原因背景を忘れることで、再びその問題を繰り返すことは、残念ながら多いといえます。
現代社会においては、本人の意思や望むことに関係なく、周囲の環境は刻々と変化をします。それに伴い体内環境も否応なしに変化を余儀なくされます。
自分の体内環境に自信を持つことは大事なことですが、その自信も日常から自分の体と向き合って、体内環境の変化に耳を傾けることがあってのことですね。

ついつい忘れてしまう傾向がある、自分の体との対話。 ぜひ、ご自分の体内環境を知り、塵が積もって山のように大きな問題にならぬよう、日ごろの体との対話を心がけてください。
by nutmed | 2013-07-29 08:20

第1304回 爪分析のウラニウムの数値は高いままでした

7月中旬に検査にだした私の爪分析結果報告書が、昨晩ドイツから送られてきました。
昨年2012年11月にウラニウム雅検出されてから、今回で3回目の分析になります。
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前回と同様、依然とウラニウムの数値は高い状態です。前回の検査結果との違いは、浅海数値が高かったチタニウムが低くなっていることでしょうか。
この3カ月間にはじめたことと言えば、鉱物質堆積ミネラルが豊富に含まれているfulvic acidを毎朝毎晩に飲み始めたことです。
私がウラニウムが高くなっていることは、爪検査を委託しているドイツのMTM社の会長でもあり、私の臨床ミネラル学の師匠デモあるDr.Eleonore Buschも以前から懸念心配をしてくれています。また、アメリカやカナダの友人のドクターや臨床栄養士たちにも以前から相談していてことから、皆心配はしてくれていました。
そんなときに、アメリカの湯人のドクター6人とカナダのドクター2人から、偶然にも同時にFulvic acidの使用を勧められました。2人のドクターが6月のはじめ、ほぼ同時期にFulvic acidが送られてきたので、6月第2週からそれを毎日飲み始めています。
Fulvic acidについての紹介は今回は割愛させてもらいますが、いくつかの研究報告が存在している物質で、重金属、放射性同位元素金属の排泄能力があるという物質だそです。
爪の成長率とこの物質を摂取じはじめた時期を考えると、チタニウムが低下した背景このFulvic acidの影響があったと断定するには時期尚早だと考えますが、今後摂取継続した後の爪分析で各金属の数値に何らかの効果があるのかを観察してみたいと思います。

過去2回にわたって私の爪分析でウラニウムが高い数値だったことをブログで紹介して以降、たくさんの質問のメールをいただいていまして、最も多い質問が「爪や毛髪で分析されたウラニウムは放射性を帯びた原発からでてきたウラニウムを判別できるのか?」と言う内容です。
ここで理解いただきたいのは、爪でも毛髪の分析検査でもウラニウムの分析は可能ですが、分析しているものは、同位元素を含めた金属元素ですので、いわゆる核種判定と自然界のウラニウムなのか放射性同位元素としてのウラニウムなのかの判別はできません。数値が高い場合にそのミネラルが、原発から放出された放射背物質であるのか、自然界のものなのかの判別には、ホールボディーカウンターで検査を行うか、3リットルほどの尿を使って精密分析を行うことが必要になります。
一方で、2つの大切な事実があります。 1つは自然界にも存在することが確認されているウラニウムですが、その中の1部は原発等の核施設や、兵器として使用された経緯のある劣化ウラニウム弾から発生された放射性同位元素としてのウラニウムが含まれること。2つ目は、2000年から栄養医学研究所を通じてドイツのDr.Buschの検査センターに送り分析してきた数千件の爪分析結果を見ても、2011年8月以前に受託した爪分析でウラニウムの数値が高いという報告はほぼ皆無と言ってもいいと思います。
この点については私の師匠のDr.Buschも2012年6月の「FUKUSHIMA VOICE」の中で日本人の方からの質問に答えるかたちで説明しています。
by nutmed | 2013-07-25 14:10

第1303回 「乗るか反るか」。低血糖症状と副腎疲労

私の栄養カウンセリグにいらっしゃるクライアントの中に、以前からも低血糖の食事指導やアドバイス、サプリメントの指導を受けることを目的の方が少なくありませんが、ここ半年ほど、以前にも増して低血糖の相談のクライアントが増えています。
これらのクライアントの多くは、一般的な低血糖症状がスタートするメカニズムとは少し異なる背景があるように感じています。
その中の多くの方は、すでにクリニックや病院で低血糖の食事、サプリメントの指導を受けている方ですが、低血糖の症状、特に朝の起床困難、眠気、疲労感が改善しない方が少なくないようです。加えて、いつ症状が改善するのか、また、食事をすることで血糖の乱高下が起き、低血糖症状が悪くなることへの恐怖、不安から、食事ができなくなるような方も少なくありません偶然だとは思っていますが、カウンセリングに来られたクライアントの98%は女性です。
クライアントに低血糖症状が出始めた頃までさかのぼり、生活環境、食生活についてヒアリングをすると、90%の方が、症状が始まる前に、大なり小なり、精神的または肉体的に院pくとのあるストレッサーに直面していることがわかります。これは偶然ではないと考えています。

このような方が低血糖になる理由の多くが、Fight & Flyモードに直面した時の副腎とインスリンの働きがうまく機能しないところから始まると考えてもいいでしょう。人間は恐怖、不安、パニックなどのストレスに遭遇すると、Fight & Flyモード、つまりそのストレスに対応するために2つの対応方法を選択するスイッチがはいります。Fightはそのストレスに立ち向かう、Flyはそのストレスから逃げる、日本語にすると「乗るか反るか」とでも言えばいいでしょうか。ストレスと戦うにしても逃げるにしても、共通することは「エネルギーを必要とする」ということです。エネルギーとしての糖分が大量に必要となるわけです。
このスイッチが入ると、脳は膵臓に「エネルギー源としての糖分を供給させるために、インスリンをもっと分泌させろ」というシグナルを送信します。このときすでに血中に糖分が流れていて存在している場合には、インスリンの作用によって、一気に血中の糖分が細胞内に取り込まれ、血糖値は一気に低下します。
脳からシグナルが送信されたときに血中に十分な糖分が存在していない場合には、副腎はコルチゾールを大量に分泌し、肝臓に「糖分が不足しているので筋肉と脂肪を分解して至急糖分を供給させろ」というシグナルを送信し、いわゆる糖新生のメカニズムを進めて糖分の供給を行います。ここまでくろと低血糖の基本的なメカニズムが副腎を中心として、何らかのストレッサーからスタートすることが理解できると思います。
低血糖の状態を作ってしまう以前、少なくとも低血糖症状が現れる10分から30分前に、その低血糖を持った人にとってのストレッサーが存在している可能性が高く、その検証と改善をする必要があるということです。この検証がなく低血糖の症状だけを見て、糖を摂取することで、起きる低血糖を抑える、食事指導は、益々エネルギーとしての糖分枯渇を招き、Fight & Flyに対応できなくなり、副腎疲労を憎悪させることになるでしょう。低血糖症の人には、このストレッサーの存在の検証を十分行う必要があるでしょう。
そのためには低血糖が起きる多くの場合のしくみを説明し、理解してもらうことと、、クライアントとともにそのストレッサーの除去またはストレス耐性を向上させる指導を進める必要があります。
そのためには時間をかけてじっくりカウンセリングとアンケートによる問診が必須です。
いぇい血糖症状のスタートが、不安、恐怖、パニック、肉体疲労などからくる、副腎疲労を伴う可能性が高い場合には、高たんぱく食や糖質制限食は時によっては逆効果になることもあると思います。 低血糖之人だけdなく、ダイエット志向の人に摂って、最近は「糖分は悪」とでも言わんばかりの扱いですが、そもそも糖分は人間の脳、筋肉を機能させるためのエネルギー源であるわけです。
人はそれぞれに、年齢、生活習慣、就学就労環境がことなるので、低血糖症状には一律糖質制限、高たんぱく食が最適とは限らないと思います。 基本的なところでは、一日を通して急激な乱高下なく、ゆっくり糖分が供給できる食材を選択することだと思います。
by nutmed | 2013-07-22 17:14

第1302回 ウラニウム高値の人が増えている事実

以前からブログデモ紹介していますが、栄養医学研究所では14年前から爪による体内ミネラル分析を、私の臨床ミネラル学の師匠でもあるDr.Buschが主宰するドイツの検査センターに委託しています。
今までに6000弱の検体を分析してきましたが、2011年3月11日以前には分析検出されたことのない、セシウムとウラニウムがlこの2年間で明らかに増えています。特にウラニウムについては、毎日ドイツから報告されてくる報告書を見るのが辛くなるほど、老若男女、中でも幼い子供や若年層でウラニウムの検出報告が多数返送されてきます。
検出されるウラニウムは僅かな量ではありますが、教養範囲を超えています。
ウラニウムが検出されている人の在住地を見ると、決して福島やその近接地ではなく、北は北海道、南は宮崎に至る広範囲です。
ウラニウムは自然界に存在する元素なので、過去から行政や研究機関による分布や濃度分析が公開されています。特に、平成23年の10月に、時の民主党政権下で。ウラニウムを含も放射性物質に関する栄養健康評価の報告書が公開されました。この包報告書を見ると、かなりの多種多様な食材にウラニウムが含まれていることがわかり、ただただ驚くばかりです。
この報告書を見ると、「3月10日以前から自然界にはこんなにウラニウムが存在していたのだからね・・」と説得されてしまいそうな内容です。
一方で、少なくとも14年前から栄養医学研究所でドイツに分析を委託してきた爪分析の過去のデーターを調べても、この2年間に検出されているウラニウムの高い値は皆無と言ってもいいでしょう。自然界にそれだけウラニウムが存在し、我々が毎日飲食する食品からウラニウムが体内に入ってきているのであれば、ウラニウムの半減期を考慮しても、14年前と言わず、かなり以前から日本人の体内に蓄積しているウラニウムが高くても不思議fではないはずです。

この2年間で日本人の爪から検出されるウラニウムの報告数の多さに驚いているのは私だけではなく、私の師匠で、14年間にわたって栄養医学研究所から依頼した日本人の爪のミネラル分析をしてきたDr.Buschも同様でした。彼女のコメントでは、「日本人のウラニウムの検出率がこの10年前には僅か0.01%だったものが、この2年間で37%まで急激な上昇をしている。この背景は自然界に存在するウラニウムの被ばく量をはるかに超えている」
彼女は同時に、ドイツの消費者団体のWebニュースを紹介してくれました。残念ながら私はドイツ語が理解できませんが、なこのニュースの内容は、ドイツ国内には飲料水のウラニウムの基準がないことが問題で、水道水だけでなく市販の主なミネラルウォーターを独自に分析した結果も公開されています。ミネラルウォーターの中にはウラニウムがかなり高い濃度で混入している水もあり、日本でもポピュラーになった微炭酸水なども名前を連ねています。
厚生労働省が公開したウラニウムを含も放射性物質に関する栄養健康評価の中にも、井戸水や天然水には自然の状態でウラニウムが含まれていることが確認されていることが報告されています。河川の水、雨水、浄水場の水、蛇口からの水道水、ミネラルウォーターなどのウラニウム濃度を実際に分析調査したわけではないので軽々しいことはコメントできませんが、これを考えると、この2年間で日本人の体内に蓄積が進んだウラニウムの背景の1つには水がある可能性は否定できないかもしれません。 
あと10日ほどで私自身の、この2年間で4回目の爪分析結果が報告されてくるので、その結果が戻りシダ紹介したいと思います。過去2回はウラニウムが高くなっていましたので、今回はどのくらいの濃度になっているのかが待ち遠しいです。
by nutmed | 2013-07-19 13:47

第1301回 湿疹、じんましんの背景に潜むステアリン酸

②日ばかり涼しい朝を迎えられたtp思ったのもつかの間、今朝は気温がどんどん上昇して、再び30℃越えの暑い1日になりそうです・・・

さて、今日は、私が神尾記念病院の栄養カウンセリングでケアをしている女性から頂いた、彼女の症状の原因と考えられる背景の物質の報告と、その物質の詳細について紹介します。
副腎疲労の可能性があり、エネルギーの生産と供給不良、睡眠不良、慢性的な疲労感、平易感染などの症状を持ち、食事療法、栄養療法を指導してきたこの女性からの報告メールです。
彼女の症状改善のために、副腎の機能サポートを行うサプリメントの導入によって、ベースにあった上記の症状の多くが少しずつ改善されはじめました。
特にエネルギーの供給が以前に比べて、多くまた良好になってきた実感が出始めてきたという報告をもらい、喜びながら届いたメールを読み進めていくと、以前からも続いていた湿疹の原因らしきものがこの物質ではないかと考えられるようになったとの報告部分を見て、私自身がハッとしました。
彼女が感じている湿疹の原因物質とは、日本でも多くの食品素材、加工食品、化粧品、サプリメント、健康食品、医薬品に至るまで、幅広く含まれる脂質の1つです。それはステアリン酸という飽和脂肪酸の1つです。ステアリン酸は動物性、植物性の脂肪に含まれる脂肪酸の1つです。
ステアリン酸は、乳化剤、保湿剤として石鹸、シャンプー、ローション、コンディショナーに使用されるほか、プラスチック、キャンドル、クレヨン、ゴム軟化剤を作るための主成分として使用されています。サプリメントや医薬品の錠剤とカプセル(中身のパウダー)にも、潤沢剤としてステアリン酸マグネシウムが添加されていることがあります。
錠剤を成形する際に型枠から離形しやすくするためや、カプセル内のパウダーのバランスをとるための増量剤として添加されることがあります。これらの商品に使われるステアリン酸の原材料は、植物性の場合にはヤシ油または綿実油を加工処理したもの、動物性の場合には、牛、豚など家畜の脂肪から抽出加工したものになります。
彼女が自らの湿疹の原因がステアリン酸ではないかと疑っている一方で、ステアリン酸が皮膚が赤くなる湿疹、蕁麻疹、腫れの原因物質となる可能性については、アメリカを中心に2000年ころから報告があります。
今回報告をしてくれた彼女のほかに、私が栄養医学研究所で2006年にカウンセリングを行った、うつ様症状を伴う副腎疲労の女性が、ステアリン酸に対する反応を持っていたことがあります。日本では調査してもこのような報告を見つけることができず、アメリカのコネチカット州で栄養療法医師している私の友人に相談したところ、ステアリン酸に対する反応を持つ人が増えていることと、副腎疲労によるダメージレベルに比例して、ステアリン酸への反応は高くなる可能性を教えてもらいました。
カウンセリングを行った女性には、ステアリン酸の含まれた食材、化粧品、ならびにサプリメントを一時的に止めてもらったところ、皮膚の症状はほとんどなくなりました。
ステアリン酸の何が反応の原因になっているのかの説はいくつかありますが、やはりここにも水素処理による脂肪酸のトランス化加工と、ヤシと綿花の栽培で散布される農薬のケミカル成分の残留の可能性が示唆されています。
原因不明の湿疹、蕁麻疹が慢性化している人は、一度ステアリン酸の含まれた食材、化粧品とともにサプリメントなどの確認をして、1週間程度使用摂取を止めて、症状が治まるかどうかを確認してみるといいと思います。
by nutmed | 2013-07-18 10:20

閑話休題 月末のセミナーお知らせ(再掲)

今月末のジュース栄養学セミナーの開催のお知らせです。
毎回定員満席で盛況の中、回を重ねて3回目の今回も、ジュースを使って上手に栄養摂取を行うためのアドバイスと最適な糖分の摂取方法のヒントなどを紹介します。
ご興味のある方は是非参加ください。

ジュース栄養学 一般セミナー 
講師: 佐藤章夫氏   栄養医学研究所 所長
協賛: オデオコーポレーション
日時: 2013年7月27日 土曜日
      13:45受付
      14:00開始 ~ 17:00終了
場所:  印刷会館  東京都中央区新富1丁目16番8号  電話番号 03‐3551‐5011
参加人数: 50名

セミナーテーマ:
『 ジュースで栄養を摂ることのメリット 』
内容:
<固形物とジュースとでの吸収率の違い>
<低速回転圧縮搾汁式ジューサーが良い理由>
繊維が胃腸に負担なく摂れる。
エネルギー(糖質)をゆっくり時間をかけて吸収⇒分解⇒利用ができる。
ナッツ併用の効用
抗酸化能力⇒ジューサーの選び方、素材の選び方が大きな決め手
<老化の2大要因 活性酸素とAGEについて>

参加申し込みはfujiwara@thanksgiftclub.comまで「お名前、連絡先メールアドレス」をご記入の上メールでお申込みください。
https://www.facebook.com/events/303646893105620/
by nutmed | 2013-07-17 13:23

第1300回 かめびし醤油の社長からお礼のメール

先日のブログで紹介下、限りなくアレルギー物質を分解した醤油の醸造元、香川県東かがわ市のかめびし醤油の岡田社長から、ブログでの紹介のお礼のメールがとどきましたので皆さんにも紹介したいと思います。

栄養医学研究所
所長 佐藤章夫 様

先生のブログをご覧になったアレルギー患者様からのご連絡があり、「画期的なものが出来たのですね」と購入をご希望されました。
先生のブログに載せていただいたことで商品を皆様に知っていただけること、大変有り難く感じております。
さて、ご質問いただきました内容についてですが、私共が所有しているもろみで32年ものが最長ですが、ほとんどのもろみを調査した結果三年以上熟成させたもろみでもアレルゲンの少ないものになったものも中にはあります。しかし、五年以上たったものはコンスタントにアレルゲンの少ないものに仕上がっていました。

それから考えますと醸造期間が長い事が重要だと判明したのです。どうしても長期熟成だと色が濃くなることは否めないのですが、昨今、食品の淡色化を好む傾向にあり、大企業の考え方で色だけ見て濃いとマイナスのイメージを持たれてしまうことが大変残念です。黒いからといって辛いということはなく、逆に旨味が
凝縮されてまろやかな味に仕上がっているかと思います。
環境条件についてですが、創業以来自然のやり方(麹が手作り、大豆・小麦は国産)をしており、それ以外の方法でつくった事がありませんので比較の方法がありませんが、何らかの影響を及ぼしているのではないかと考えます。
十年以上前にアレルギー患者の方から「不思議とかめびしの醤油を使うとアレルギーを発症しない」というお声を何件かいただいておりましたので、総合的に考えまして醸造期間と環境条件は重要な要素ではないでしょうか。なんとか今後もアレルギーの患者の方々に情報を提供できればと思いますので、引き続きお力添えの程、宜しくお願い致します。

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 株式会社 かめびし 岡田佳織
 香川県東かがわ市引田2174
 tel:0879-33-2555 fax:0879-33-6836
 e-mail:kamebish@kgw.enjoy.ne.jp
 http://kamebishi.com

by nutmed | 2013-07-11 13:03

第1299回 ジュース栄養学セミナーのお知らせ

連日の猛暑で疲労と睡眠不足が相当溜っている人が多いと思いますが、この時期は水分補給に、定番のナトリウムとカリウムの電解質に加えて、マグネシウムと糖分の適度な補充をすることで、疲労感やダルさ、睡眠不足の改善に有効です。

さて、今日は、今月末のジュース栄養学セミナーの開催のお知らせです。
毎回定員満席で盛況の中、回を重ねて3回目の今回も、ジュースを使って上手に栄養摂取を行うためのアドバイスと最適な糖分の摂取方法のヒントなどを紹介します。
ご興味のある方は是非参加ください。

ジュース栄養学 一般セミナー 
講師: 佐藤章夫氏   栄養医学研究所 所長
協賛: オデオコーポレーション
日時: 2013年7月27日 土曜日
      13:45受付
      14:00開始 ~ 17:00終了
場所:  印刷会館  東京都中央区新富1丁目16番8号  電話番号 03‐3551‐5011
参加人数: 50名

セミナーテーマ:
『 ジュースで栄養を摂ることのメリット 』
内容:
<固形物とジュースとでの吸収率の違い>
<低速回転圧縮搾汁式ジューサーが良い理由>
繊維が胃腸に負担なく摂れる。
エネルギー(糖質)をゆっくり時間をかけて吸収⇒分解⇒利用ができる。
ナッツ併用の効用
抗酸化能力⇒ジューサーの選び方、素材の選び方が大きな決め手
<老化の2大要因 活性酸素とAGEについて>

参加申し込みはfujiwara@thanksgiftclub.comまで「お名前、連絡先メールアドレス」をご記入の上メールでお申込みください。



by nutmed | 2013-07-10 12:40

第1298回 大豆、小麦アレルギーでも大丈夫な醤油

以前からこのブログでは、食物アレルギーや食物不耐性をテーマに取り上げてきていますが、私が東京神田淡路町の神尾記念病院と青山外苑前クリニックで行っている栄養カウンセリングに訪れるクライアントを含めて、ここ数年、食物アレルギーの症状を訴える人が増えているように感じています。
それは、以前からも潜在的に存在していた人たちのケアの受け皿が、ネット上を含めて多くなったことによるものなのか、別な理由で、食物のタンパク質に対する不耐性反応を持つ人が増えているのかの詳細は不明ですが、症状を持つ人が増えて顕在化していることは間違いないことだと思います。

以前から日本人に多い反応食材としては大豆、小麦がやはり多く、続いて乳製品、卵でしょう。これに加えてここ2年ほどの私がカウンセリングを行っている2つの医療施設での統計を摂ってみると、あわび、牡蠣、しょうが、キウィがあげられます。実際にすでに皮膚炎のような症状を持つ人や、体表面に症状はないものの、腸の働きや精神的な症状が現れている人がすくなくありません。

日本人の食生活を考えると、最も厄介な食材は大豆、小麦、卵ではないかと思います。実勢に除去食メニューや回転食メニューを勧める中で、この3つの食材、特に大豆と小麦は日本人の食生活の中では、完全に所京することは至難の業と言ってもよく、こうしたメニューの食事を進めていくうちに、過度のストレスを感じて、症状が悪化、特に精神的に不安定な症状が憎悪するケースを私は目の当たりにしてきました。

昨年、ある縁で食物アレルギーについてのアドバイスをさしあげた、香川県東かがわ市にある醤油醸造の老舗「かめびし屋」さんの岡田社長からご丁寧な手紙とともに、2年間かけて完成した、大豆と小麦にアレルギー反応を持つ人用の醤油「しっかり醤油」が送られてきました。
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味は一般的な醤油に比べて色はたまり醤油のように濃いのですが、味はまろやかで、まさにじっくり時間をかけて醸造された味わいを感じます。
材料を吟味し、醸造塾生の方法を手さぐりでつかみ、何度も行政の窓口や大学研究室に通って、ほぼ100%無反応の醤油の開発に至ったそうです。この8月には全国各地で開催される小児アトピーキャンプを廻って商品のモニターと紹介をスタートするとのことで、私も陰ながら応援してます。

興味のある方は直接かめびし屋さんのサイトからお問い合わせしてみてください。
by nutmed | 2013-07-05 13:11

第1297回 ビタミンK2が閉経後女性の骨密度を向上

先週、本ブログでもモニター募集をしていた、私が新たに企画フォーミュレーションしました、ビタミンD3とビタミンK2のコンプレックスサプリメントに配合している、ビタミンK2(メナキノン)については、食材からの供給ができる一方、腸内のバクテリアが生産してくれるビタミンの1つでもあります。残念なことに、現代人のビタミンK2の充足率は、50年前に比べると少ないと言えるのではないかと思います。もちろん、その背景の1つには、ビタミンKが含まれる青菜や納豆などの食材の摂取量が減っていることに加え、腸内バクテリアの環境が良好でないことがあげられると考えます。
ビタミンK2が不足することによって起きる症状はたくさんありますが、中でも現代人、特に中高年からの女性には重要な、骨のケア、骨密度の低下を防ぐビタミンとしては非常に重要な役割を担っています。
2013年3月に、日本の国立健康栄養研究所がmビタミンK2(メナキノン)のサプリメントによる摂取によって、h骨の質と骨密度を副作用なく向上させることを報告しています。
この報告では、50歳から65歳の閉経後女性48人に、経口によってビタミンK2(メナキノン)を補充し、6か月後と12か月後に血液中の骨形成の指標であるオステオカルシン(低カルボキシルオステオカルシン)の検査を行ったところ、ビタミンK2を飲んでいないグループの女性に比べて低くなっており、質の良い骨が形成されていることがわかりました。
この報告によって、日常的に食材から得られ、腸内環境の向上によって、腸内バクテリアのビタミンK2の生産効率を向上することに加えて、ビタミンK2はサプリメントんいよって補助をしてあげることは、閉経後の女性の骨のケアには有効であると考えられます。
by nutmed | 2013-07-03 09:54