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第648回 ジュース療法 高血圧 その1

最近の私の悩みは、デスクワークが多いせいか筋力が少し衰えてきていることです。週末は自転車に乗ったり、バイクをいじったり油まみれになって動いてはいても、平日の運動量が圧倒的に不足していることは事実です。
そこで先日から意識して時間を作っては午前と午後に自席でシットアップをしはじめました。大好きなバイクに乗れなくなったら人生の楽しみの60%はなくなってしまうので(笑)

さて、今日からジュース療法の高血圧にはいります。2-3日で紹介することになると思います。今までの内容に比べて少し難しくなるかもしれませんが、ついてきてくださいね。

俗に、ひとたび高血圧と診断され処方薬を飲みはじめると一生薬の厄介に・・などと言われることがありますが、まんざら間違ってもいないと私は思っています。
読者の中にも血圧が高め安定で血圧を下げる薬を処方されている方がいらっしゃるかもしれませんね。今日本で「高血圧」と診断され降圧剤を処方されている方の90%くらいは「本態性高血圧」と診断されているはずです。この本態性高血圧とは「原因は単一ではなく、両親から受け継いだ遺伝素因に加えて、生後の成長過程、加齢プロセスにおける食事、ストレスなどの様々な生活習慣がモザイクのように複雑に絡みあって生じる血圧の高い状態」と説明されていますが、要するに原因不明ということなのでしょう。
しかし、世界に目を向けて本態性高血圧の研究に関する報告を拾ってみると、原因が分からないと言われている本態性高血圧の原因の多くは3つほどに集約されることがわかります。
原因その1:インスリンに対する抵抗性
インスリン抵抗性と聞けば多くの方が「糖尿病」を思い浮かべると思いますが、インスリンに対して抵抗性を持つ、つまりインスリンが出ているのに血液中の糖分がエネルギーとして使われるために細胞の中に取り込まれなくなってしまう状態は、メタボリックシンドロームと深くかかわっています。その中でも高血圧とのかかわりは深いと言えます。
2000年にアメリカのスタンフォード大学のジェラード・レーベン教授の研究チームが発表した内容は世界的にもかなり衝撃的な報告でした。レーベン教授は「本態性高血圧は、老齢者に一般的であり、高血圧をもっている人々のおよそ50パーセントがインスリン抵抗性と高インスリン血症をもっていると考えることができる。」と発表しました。
レーベン教授の研究チームのほかにも世界中の研究者がインスリン抵抗性と高血圧との関係を多数医学雑誌に発表しており、日本でも本態性高血圧の患者に対してインスリンの抵抗性の有無を確認検査する医師も増えているようです。
本態性高血圧の原因がインスリン抵抗性にかかわるものであれば適切な対応と治療で、特にビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブを使うことは有効です。

原因その2:体内に蓄積した重金属

水銀、鉛と言った重金属の毒性はしばしば見落とされてしまう本態性高血圧のもう一つの原因です。しかし、血液検査で重金属の毒性がないかどうかを確認しても、血液は多くを語ってくれず役に立たないでしょう。 これらの有害重金属はとても多くの細胞組織にダメージを与えるので、体は血液からそれらをできるだけ早く排出しようとします。肝臓と腎臓を通してすぐに排出されなければいけないほどの有害重金属が多量に体内にあれば、そのままでは骨や細胞組織に蓄積されます。その点、爪や毛髪による有害重金属の分析は重金属の検出は有効です。私の師匠でもあるTAHOMA CLINICのDr.ライトの報告によれば、彼の患者で血圧が140/90より高い人の50パーセント以上が、毛髪分析で水銀または鉛が異常に高く、数カ月かけてこれらの重金属の排泄を進めた結果の血圧を下げるために有効であったそうです。

原因の3つ目は次回に・・・
皆さん良い週末を!
by nutmed | 2009-09-11 16:49