2009年 11月 06日
第682回 地中海地方の食生活がうつ病の予防に有効
さて、今日はうつ病の予防改善に地中海地域の食生活が有効である可能性についてです。
この10月にスペインのナバラ大学(University of Navarra)が発表した疫学的な調査報告によると、地中海に面したトルコ南部は、ヨーロッパの各国や中東諸国と比較してもうつ病の発症率が低く、その背景には食生活が大きくかかわっている可能性があると報告しています。
地中海地方の代表的な食生活は、以下のピラミッドのように、肉よりも乳製品や炭水化物、優良なオイル、野菜、フルーツの摂取が多い食生活形体です。

食材内容を見る限りでは、理想的に近いものであると思いますし、この食材群のなかで、うつ病の予防に有効だと思われるものは、アメリカや今の日本の食生活で登場するような食材から見れば確かに多いと思います。
ただ、地中海地方の人にうつ病発症率が低いことと、これらの食材との関係が深いということもさることながら、
トルコ南部を中心とした、年間晴天日が300日以上で、比較的温暖な、地中海性気候真っただ中のこの地域の環境要因、特にストレスフルな生活とは無縁の生活環境のほうが、この地方のうつ病発症率の低下に一役も二役もかっているのではないかと思います・・・
それを別にしても、確かに上記んもピラミッドにあるような食材やそれらの食材を摂取する頻度を考えると、今の日本人が取り入れても十分にうつ病だけでなく生活習慣病の予防には有効な食材群であると思います。
皆さんよい週末を・・


