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週末歳時記 頭で食事をするという考え方

このところの気温の状況もあってか、この週末もまだ桜は大丈夫の地域が多く、あちことで花見が行われることでしょうね。気温もかなり上昇しそうな週末です。

昨日、東京から山形に移り住み早5年を迎えた友人と久々に再会しました。今彼は、山形の農産物を東京をはじめとする都会のレストランや個人に紹介する仕事をメインに行うようになり、私も少し前から彼の紹介してくれた山形産の7分つき玄米を毎月購入するようになりました。確かにおいしいですが、先日の夜桜BBQのときにこの米をガス釜で炊いてみたら、これがいままでの米とは全く別物のようにおいしいことがわかりました。今までは長年電気釜で炊いていたので、米本来の味が十分に引き出されていなかったようで、これからはガスで一気に炊き上げる方法をとろうと思っています。

この彼からとてもいい言葉を教えられました。「現代人は頭で食事をしていない・・」。この言葉には私もうなずけました。以前から私は、そしゃくすることも勿論重要なことだが、五感を使って食事をすることが、食物の消化分解と吸収には重要なプロセスで、そのプロセスがあってはじめて栄養素が正しく吸収されることを言い続けていますが、まさに頭で食事をするということでもあります。単に食欲を満たす、時間がきたら義務感で食べるということではなく、体内環境を確認しながら自分と対話しながら食材を選択し食事をするという考え方でもあります。

最近の若いお母さんたちは、子供の食生活に非常に不安を感じているそうですが、その背景には食材の安全ということがあるのでしょう。ただ、食材の安全を口にする前に、食べたものの全てが栄養になるのではなく、その前に消化分解・吸収というプロセスがあり、そのプロセスが正しく行われてはじめて栄養として体をつくるのだということを理解していただきたいものです。地産地消、調理方法、添加物などを引き合いに出して、食育を議論するのもいいですが、親が子に対して頭で食事をする行動を教えてあげることが今最も必要な食育かもしれませんね。

次回からは血圧と食事のシリーズをスタートします。

それではみなさんよい週末を! 
by nutmed | 2010-04-09 13:15