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第774回 血圧コントロールと栄養 その2

今日は雨もあがり、気温も23度まで上昇。冬から一気に初夏の陽気になりそうです。
アイスランドの火山噴火による影響も徐々に少なくなりはじめ、EU諸国の閉鎖されていた空港も、徐々に平常スケジュールに戻り始めたようでなによりです。

さて、きょうは途絶えていた血圧コントロールと栄養の2回目です。
食材、栄養素が血圧に及ぼす影響は、皆さんの多くが既に経験していることです。飲酒すれば直ちに血圧は上昇しますし、塩分過多の食生活によって多くの場合、長い時間をかけて徐々に血圧が上昇します。ちょっと変わったところでは、マグネシウムが含まれる点滴の静脈注射をすることで血圧は下降します。
血圧は低すぎることも、高すぎることも体内環境にはいい状況ではありませんが、日常的に血圧の乱高下を繰り返さない、特に高血圧傾向にならないようにするための、栄養による方法を紹介したいと思います。
日本でも以前から言われているように塩分の過多は言うまでもありませんが、私自身は日本人の中でも地域性(東北地方またはその地方出身者)があって、一律に塩分が健康に及ぼす影響が皆同じだとは思っていませんが、その話題は別なときにお話しすることにします。
基本的には、毎日の食生活に豊富な植物(野菜、果実)または植物由来の食材を取り入れること、脂については不飽和脂肪酸、特にオメガ-3脂肪酸を積極的に取り入れること、そして、小麦とトウモロコシ由来(コーンシロップ)のフルクトースを避けることです。
小麦(グルテン)について、かなりロングランで紹介してきたので詳細はそちらを参考にしていただくといいと思いますが、小麦と血圧については、直接的な関係ではないものの、体重、コレステロールの増加を誘発するという点では、血圧上昇の背景にある体重増加とコレステロールの増加の改善には重要なポイントになるはずです。
2000年の10月にアメリカの「臨床栄養学」誌で、小麦には食欲促進を刺激する因子がある可能性が報告されていて、小麦食材を除くことは体重のコントロールに有効であることも報告されています。
by nutmed | 2010-04-21 07:28