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第814回 胃酸と吸収 カルシウム その2

先日、知り合いの女性に「iPhoneに換えたのよ!もっと早く換えればよかった。信じられる?この小さなスマートフォンに文庫本が150冊もまるまる収まってるんだから!」と言われ、実際に電子書籍なるものを見せていただくと、想像していたよりも見やすいことに驚きました。そろそろ老眼鏡のお世話域にはいりつつあるわたしにも無理なく、それも普通の文庫本のように読めるのは感激でした。ということで5年間使っていたNokiaのスマートフォンを7月1日からiphoneに切り替え決定しました・・

さて、今日はカルシウムの2回目です。
カルシウムにはいくつかのフォームがあります。元素としてのカルシウムがパートナーとして結合している物質と一緒になってカルシウムのフォームを形成し、薬やサプリメントとしての形になります。サプリメントで最も多く使われるカルシウムフォームは、牡蠣殻や石灰岩などから得られる炭酸カルシウム(Calcium carbonate)でしょう。このほかにも、クエン酸カルシウム(Calcium citrate使用制限があり)、リンゴ酸カルシウム(Calcium Malate)、グルコン酸カルシウム(Calcium gluconate)などがあります。
炭酸カルシウムの利点は元素としてのカルシウム量が他のカルシウムフォームに比べ多く、平均すると40%ほどの含有量(1,000mgの炭酸カルシウムには約400mgのカルシウム元素が含まれる)がありますが、以前にもお話したように、食後の強力な酸性の胃酸を中和するほどのアルカリ性の性質を持っています。胃酸と反応して中和した炭酸カルシウムは胃の中で塩化カルシウム(Calcium chloride)に変化し、小腸で吸収のしやすいカルシウムになりますが、元素として吸収できるカルシウム量は低下するだけでなく、食物が消化分解中の胃液が急激にアルカリ性に傾くことになります。
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次回からは胃酸と葉酸の吸収についてです。
by nutmed | 2010-06-29 17:26