2010年 08月 09日
第839回 胃酸不足とアレルギー症状 LGS その4
さて、今日はLGSの4回目です。
私の師匠であるDr.ライトをはじめ、栄養医学を実践する医師、また私も、ビタミン・ミネラルは現代食生活だけでは補完できない栄養素であり、皆さんが想像している以上に摂取しなければならないことを提唱しています。
腸壁からの浸透性異常が悪化することによって、リウマチ、甲状腺機能障害、AIDS、喘息、多発性硬化症などの自己免疫疾患が発症することを裏付ける研究報告が発表されているにもかかわらず、相変わらず我々は自分の腸は鋼鉄でできているほど丈夫であると錯覚している傾向は否めません。
以下は、LGSの原因と考えられる背景ですが、日常的には皆さんがあまり気にしている内容ではないのではなかと思います。
1、抗生物質が胃腸器官系の細菌、寄生虫、カンジダ、真菌類の異常繁殖を促すため。
2、アルコール類、カフェインなどの刺激物
3、 食物と飲料
・細菌によって腐敗、汚染された食物や地下水
・着色剤、防腐剤、酸化防止剤など、食品添加物として使用されている化学合成物の混入した食物飲料水
4、 酵素欠乏
5、牛乳・乳製品の摂取
6、非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェン、インドメタシン等)
7、プレドニゾンのような処方コルチコステロイド
8、精製炭水化物食品(クッキー、ケーキ、清涼飲料、漂白パン )
9、 避妊用ホルモン(ピル)
10、精製炭水化物食品に混入しているカビ、菌
11、水銀、鉛など重金属の蓄積
これはLGSの原因になる主要な背景ですが、こればかりではなく、さまざまな原因によってLGSが引き起こされる可能性が増大します。
ひとたびLGSに陥ると、腸の機能障害による吸収が阻害されるだけでなく、血中を流れる毒素や細菌を解毒するために肝臓の解毒能力の負担が増大します。
これによって、混乱、記憶損失、または、顔の膨張のような徴候も現れます。
腸から血液までミネラルを輸送するのに必要とされる胃腸器官系に存在する様々な輸送蛋白質がLGSによる炎症によって損傷するため、ミネラル吸収障害が引き起こされ、結果としてミネラル不足に陥ることになります。
例えば、LGSによるマグネシウム不足 ( 赤血球マグネシウム不足 ) によって、食品、やサプリメントで十分なマグネシウムを摂取しているにもかかわらず、結果として、筋肉痙攣のような症状が発生します。
マグネシウムを、血液から細胞へ運ぶ輸送蛋白質が損傷した場合、マグネシウム欠乏症という最悪の結果になります。
同様に、亜鉛の吸収障害による亜鉛不足は、毛髪損失や脱毛を引き起こします。
銅不足は、高コレステロール、及び、骨関節炎を招きます。
カルシウム、ホウ素、ケイ素、及び、マンガンの吸収障害は、骨形成にとって重大な問題を引き起こします。


