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第941回 マグネシウムと血圧 女性の高血圧

今日は、女性の高血圧とマグネシウムの関係について紹介します。
結論から言うと、女性が血圧を上昇させやすい生活の背景には以下の要因があります。
1、体重の増加
2、過剰なアルコール摂取(飲酒)
3、繊維質の不足
4、マグネシウムの不足

これを裏付ける研究結果が1996年に、40000人の女性のボランティアによって検討され報告されていいて、中でも、繊維質とマグネシウムの接すh不足による高血圧症状を招く傾向が強いことが報告されています。
この研究報告の2年前に、アメリカの研究チームが91人の高血圧のボランティア女性の協力を得て行った検討によると、1日あたり500mgのマグネシウムをサプリメントで摂取してもらったところ、数週間で血圧が下降してきたという報告があります。

男性に比べて女性の高血圧症状が多いという調査報告がありますが、その背景の1つには、中高年以降の骨粗鬆症など、骨の働きに不安を持ち、サプリメントなどでカルシウムを積極的に摂取する女性が多いこともあるでしょうが、日本でもめずらしくなくなった低用量のピル(ホルモン剤)の常用と便秘改善薬の常用があると思います。
カルシウムはこのテーマの最初でも紹介したように、マグネシウムとは逆に「筋肉の収縮硬直」をさせる働きを持つミネラルであることが背景にあります。また、低用量ピルや便秘改善薬(マグネシウム以外の)には、マグネシウムの吸収を抑制し排泄を促す作用を持ったものがあるためです。

サプリメントや健康食品について言わば、男性よりも女性のほうが興味を持ち、積極的に購入して使用する人数が圧倒的に多いことは、日本だけでなく万国共通のようですが、サプリメント、特にカルシウムの摂取については、現在の体の状態を十分に理解したうえで、血圧の上昇を招くようなことがないよう注意して上手にサプリメントを使うことが大切です。
by nutmed | 2010-11-08 17:35