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第948回 ビタミンB12の不足について 症状その2

今朝の東京は比較的温かいかな、と思ったのは午前5時過ぎのことで、空が明るくなってきたところで雨模様となり、風が冷たくなってきました。

さて、今日からビタミンB12の不足の症状にはいりましょう。
日本では、ビタミンb12の不足の症状と言えば、圧倒的に悪性貧血が取り上げられますが、ビタミンb12が不足することによって現れる症状はたくさんあります。日本でビタミンB12に焦点があわない、関心が向けられない背景の1つには、先日紹介した、動物性たんぱく質の摂取量の誤解と、胃酸の不足への関心がないことがあるのかもしれません。

ビタミンB12の不足の症状を理解するには、ビタミンB12の働きを理解することが必要です。 ビタミンB12の働きの中で、もっとも大きな働きは4つで、「神経」「血液」「免疫」、それと「DNAの合成」に関わるものです。つまり、ビタミンB12が不足や欠乏を来すことで、これらの働きに影響を及ぼすということでもあります。
以下にあげるものはビタミンB12の不足や欠乏によって現れることが報告されている症状です。
1、精神的影響
・イライラ ・無関心  ・不眠  ・癇癪(かんしゃく)  ・情緒不安  ・うつ状態  ・記憶喪失  ・物忘れ
・幻覚  ・暴力行為  ・小児の発達遅延
2、神経への影響
・手足に針で刺されたような突然の痛み  
・温度、痛みなどの感覚が鈍感になる
・まっすぐに歩けなくなったり、バランスがとれなくなる
・手足、腰に力がはいらない
・手足が異常に振るえる
・パーキンソン病、多発性硬化症のような症状
・全身性の筋肉のけいれん
・失禁
・視力の急激な低下
3、血管の働きにかかわる影響
・虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)
・脳梗塞
・冠状動脈疾患
・心不全(うっ血性)
・不整脈
4、その他
・浅い呼吸
・慢性疲労
・食欲不振
・消化不良
・慢性栄養吸収障害
・骨そしょう症
・感染症への容易な感染
・耳鳴り
・めまい
・白髪
・老化速度が速くなる



次回は症状の背景にあるビタミンB12の不足の原因について・・
by nutmed | 2010-11-17 08:00