第963回 ロスから アマルガム水銀と歯科医の義務

アーバインでの仕事も終了して、今朝最後の目的地ロスアンジェルスに車で移動してきました。ここへ来るといつも感じることですが、ロスアンジェルス近郊のフリーウェイは実に整備が悪い道路だということです。路面は悪いし、タイヤや車の部品があちらこちらに転がっている。これではブリジストンのタイヤでなくとも容易にバーストすることは間違いないですね。日本の道路事情がいかにいいかということを実感します。伊達に税金が使われていないということでもありますね。

さて、先週末にコンコード市で開催され、私も参加していた医療重金属の毒素に関する研究会の影響もあるのでしょうが、この数日、こちらのテレビのニュース特集で、虫歯の治療で使用されてきたアマルガム水銀のことが続けて取り上げられています。ここカリフォルニア州を皮切りに、この15年間で全米のかなりの州が、歯科治療に水銀の混合されているアマルガムの使用を禁止しているだけでなく、現在歯の中に存在するアマルガムの有無w告知して、存在する場合にはアマルガムに混合されている水銀の体内環境に及ぼすリスクを正確に説明し、代替素材の説明をしなければなりません。怠った場合には法律で罰せられることになり、患者から容易に訴えられることになります。

もちろんアマルガムを削除する際には、正しい方法による施術w行うことが義務付けられていますし、テレビの特集えも、正しい施術の方法の模様を放映して啓蒙もします。

EU諸国では20年以上も前からアマルガムやワクチンをはじめとして、水銀が体内に侵入する経路はことごとく社会から追放してきていますし、このアメリカでもEUに遅れること10年、水銀の害を積極的に社会に啓蒙すると同時に、水銀を混合した医薬品(ワクチン)、アマルガム合金を社会から抹殺してきています。
一方、先進国の1つでもある我が日本では、未だに国をあげて社会に正しい情報を啓蒙することがないだけでなく、未だにワクチンやアマルガムに混合されている水銀はごくわずかで、体内環境には「ほとんど問題はない」という有様です。

ちなみに、水銀抹殺の先進国であるスウェーデンでは、20年以上も前に、ワクチンを製造していた製薬メーカー自らが、水銀を混合させたワクチンの製造を中止すると宣言しました。
今から9年前だったかと記憶していますが、日本でも厚生労働省が、マグロなどの大型魚に含まれる水銀のことと、水銀の体内への影響から、妊婦の場合注意するような喚起文章が発表され、当時のマスコミメディアはこぞって取り上げたために、マグロ消費量にも影響がでたことを覚えているでしょうか?
日本人の国民性というか、その後数ヶ月も経たぬうちに、マグロの消費量は順調に回復するほど、日本人の頭の中からは水銀の危険性が失せてしまっています。
by nutmed | 2010-12-11 11:51