2011年 01月 21日
第985回 週末歳時記 いろいろ・・
つい最近強烈なインパクトを受けた女性シンガーについて紹介させてください。、私は洋楽専門で、1970年代はロック小僧としてギンギンのヘビメタ、グラムロックから、バートバカラックからマービンゲイまで、ありとあらゆる洋楽に傾倒していました。中学時代は授業をサボって後楽園球場(野外でしたね)に、雷雨のグランドファンクのコンサートにも、武道館のディープパープルにも行きました。心に響く音楽や歌に巡り合うことがあまり多くは無かったこの十数年ですが、先週末にFM YOKOHAMAから流れてきた、無垢でいて、気だるい歌声を聞いて、懐かしさとともに新鮮な感覚を味わいました。早速ネットで検索してみると、ロンドン在住のパキスタン人シンガー「Rumer (ルーマー)」という女性であることがわかりました。ネットで彼女を紹介しているコメントの多くが、キャロル・キングやジョニ・ミッチェル、カレン・カーペンターを彷彿とさせる歌声と書いていますが、私にはまったく別物の新鮮な歌声に聞こえます。昨年イギリスのヒットチャートで1位になったアルバムはすでに日本でも紹介されていますので、今年は日本でも話題になることと思います。
さて、今日最後の話題は、、臨床栄養学の実践教材としては世界的に認知された“クラウ スの書”の完全翻訳本である「食品・栄養・食事療法事典」の紹介です。


待ちに待ったということでもありませんが、日本語に翻訳された臨床栄養学にかんする原書で、この本は、情報量も内容もすばらしい本であることは間違いありません。 出版は昨年らしいですが、実は私もつい最近まで中身に良く目をとおしていなかったところ、私のクライアントでもあり、このブログのヘビーユーザーでもある女性から、「佐藤先生のブログの内容は、素人の私にはまだ理解できない部分が少なくないので、何か手引書になるような本があったら紹介してください」と言われたんが昨年秋でした。ネット書店でも販売されているので見ていただけるとわかりますが、決して安い本ではないのに(定価は福沢諭吉が3人ほど飛んでいきます・・)私の持っているこの本を5分ほど眺めて、購入を決意しました。1ヶ月後くらいに彼女からメールがあって、「この本は高いのが難点ですが、私には非常に有意義な本です!佐藤先生のブログも、この本が来てからは、理解力は確実に2倍以上は向上しました」とのことで、私も紹介した手前じっくり中身を改めて見てみると、監修されている方々のセンスもいいのでしょうが、臨床栄養学をより深く理解したい人、栄養士の人、鍼灸やカイロプラクティクス、マッサージ、アロマセラピーなどの施術にともない栄養やサプリメントのアドバイスをしたいと思っている人たちには、日本語で書かれた書籍のなかでは最優秀書と言ってもいいと思います。
今後、原書の改定に伴って翻訳のほうも改定版が継続して出版されることを望みますが、現状では私もお勧めの1冊ですね。一般の方から見れば、本を買う値段としては、確かに勇気のいる値段かもしれませんが、目的意識がはっきりしている人にとっては、自分への投資金額としては破格かもしれませんね。
明日から週末です。 次の1週間のために、充実した2日間にしてください!
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