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第1002回 50歳を過ぎてからの糖分管理 血糖管理の食材

今年は言われているほど花粉の飛散が多くはないのかと思っていたら、昨日も今日も私の車のボディーにはうっすらと花粉がこびりついていました。 これからしばらくは花粉に悩まされるシーズンのスタートです。

さて、今日は血糖管理の食材についてです。
砂糖、小麦粉、白米などの精製漂白をした後の食材や、その食材から加工された炭水化物を、日常的に過剰摂取することによって、食後の早い時間にインスリンが過剰に分泌されることによって空腹感が襲ってきたり、反応性低血糖の状態を招くことは少なくありません。また、過剰な炭水化物を継続して食べることによって、いずれインスリンに対して反応し難くなるようなインスリン抵抗性が出始め、今度は食血糖が中々下がらなくなり、前回説明したように、細胞組織の炎症を招き、中性脂肪とLDL-コレステロールの上昇を招き、2型の糖尿病、高血圧、心臓病へのシナリオをたどるリスクは高くなります。
逆に、50歳を過ぎてからの血糖管理、糖化抑制管理で重要なポイントは、砂糖、小麦粉、白米などの精製漂白をした後の食材やこれらの素材を使った加工食品の摂取量を控えることが、食後血糖の管理の鍵になり、インスリンに対する抵抗性を抑制するとともに、中性脂肪とコレステロールの上昇を防ぐことになります。特に、男性の場合、50歳を過ぎてからの腹部脂肪は中々落とせなくなるばかりか、以前に紹介した男性ホルモン(テストステロン)の低下の背景にもなるアロマターゼの影響を助長させることにもなります。
血糖管理の指標として、GI値(グリセミックインデックス)を参考にすることは有効かもしれません。GI値はネットや雑誌などにたくさん掲載されているので参考にしてみてください。ご存じのように、GI値の数字が大きいほど、血糖の上昇は早く、食後血糖とインスリンの抵抗性に与える影響は大きいと言えます。GI値を上手に使い血糖管理をするには、「GI値の低い食材の種類を多く、1つ1つの量は少なく」がポイントになります。
次に、血糖管理の食材としてお勧めなのが繊維質です。
食物繊維は、医に働きかけて消化をゆっくりと進める作用があるため、空腹感がくるのが遅くなりますし、脂質とたんぱく質の消化分解を十分に行うことができます。また、食後の血糖の上昇を防ぎ、中性脂肪の急激な上昇も防ぐことができます。
by nutmed | 2011-02-23 07:47