人気ブログランキング | 話題のタグを見る

第T13回35歳を過ぎたら「未病息災」を意識するべし VCほか

昨日は神尾記念病院で栄養カウンセリングの日でしたが、昼前の地震には驚きました! 周期の長い波長の地震だったようで、宮城沖の波長は東京で思いもかけない揺れを起こしてくれたようです。
今日の東京は朝から花粉の飛散がものすごいようで、街を歩く人の3人1人がマスクやメガネ!辛いですよね。 私も昨年まではこの季節大変つらい思いをしてましたが、今シーズンはマスクも点鼻薬も目薬も無縁の状態で、マスクで眉間にシワを寄せている人を横目に、すがすがしい顔で町を闊歩しています。
薬のおかげでもないし、食べ物の影響でもなく、また、免疫力が極端に低下したわけでもありません。 娘の協力(人体実験ですが)を得て、5年ほど自分なりに模索してきたハーブ、ビタミン、機能性成分の検討の結果、黄金律と言うとオーバーかもしれませんが、かなり有効なコンビネーションにたどりつき、昨シーズン後半ト、昨年10月ころから飲み始めた結果が今です。もちろん人体実験に協力してくれた娘も、友人のドクターの何人もが、サプリメントだけでこんなに症状が出ないことに感銘しています。 このコンビネーションの話はいずれ紹介する予定ですが、3月末から神尾記念病院アンチエイジング外来でこのコンビネーションサプリメントの紹介と栄養指導を行います。

さて、今日は35歳を過ぎてからの心臓循環器系の病気の改善と予防の素材2回目です。
ビタミンC
ビタミンC(アスコルビン酸)にはも、心臓、循環器系の症状を改善予防するために有効な働きがたくさんあります。まずは、血小板の凝集を抑えて血液が固まりにくくする働きのほか、HDL-コレステロールを増やす働き、血管の内壁に正常な機能を持たす働きなどがあります。1954年のアメリカの研究チームが、動脈硬化症と診断された10人の患者に対して、1回あたり500mgのビタミンCwo1日3回、6ヶ月間服用してもらった結果、6人の患者で動脈硬化の改善が見られています。

CoQ-10(補酵素Q10)

先日のマグネシウムのところで説明したように、心臓が正しく動くためのエネルギーの生産にはATP(アデノシン三リン酸)が不可欠です。このATPがエネルギーを作る際には電子もまた必要不可欠な素材で、この電子を運搬する役割を担っているのがCo-Q10です。心臓が動くためには、エネルギーが必要になり、エネルギーをつくるためにはATPが必要となり、ATPがエネルギーを作る時には電子が必要となり、電子を供給運搬するためにはCo-Q10が必要となるわけです。Co-Q10と心臓の働きに関する研究、検討論文は、日本を含め、世界中の研究者によって報告されていますが、一様に、心臓の働きが低下しているような、たとえばうっ血性心不全のような症状では、明らかに血液中のCo-Q10の
濃度は低いことが報告されています。
うっ血性心不全の疑いがある人に、体重あたり2mg(50kgの体重ならば100mg)のCo-Q10を、1日1回、1年間服用してもらったところ、Co-Q10を飲まなかった人に比べ、その後入院治療を要するケースは38%少なかったという報告があります。

L-カルニチン(L-Carnitine)
昨年5月のブログでカルニチンのことは説明していますので、そちらも予習のために見てください。
カルニチンは、あらゆるエネルギーを作り出す、エネルギーの生産工場のミトコンドリアに、脂肪酸の輸送を促進するこ働きを持ち、それによってエネルギー生産の役割を果たしています。
急性心筋梗塞で加療中の患者に、1日あたり4gのL-カルニチンを1年間飲んでもらった研究発表がありますが、これを見ると1年後の死亡率が明らかに低下していることが報告されています。
by nutmed | 2011-03-10 12:44