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第T17回 放射線被ばくの対処方法

この数日の官邸からの原発の状況報告は、刻々と芳しくない方向に向かっているようです。原発のある福島および近県に住まう人たちへの、行政による対応も進んでいるようです。最悪のシナリオまで至らないように、原発の作業員、自衛隊の関係者には頑張っていただきたいと思います。
そんな中で、ネットやチェーンメールで、被ばく予防のための誤った情報が流れ始めているようで憂慮しています。中には、うがい用のイソジンを毎日飲むことが有効などというようなものがありますが、決してそのようなことはしないように注意してください。

すでに東京や横浜、千葉、埼玉などで測定された放射線量は、福島の原発の影響によるものであると考えられるという報道も流れ始めていますが、日本でも放射線の専門家や大学の研究チームから、この量であれば、多少の期間継続被ばくしたとしても、健康被害には至らない量であると言っていますので、冷静になっていただきたいし、メディアも不安を煽る報道は避けていただきたいですね。

栄養医学研究所にはこの月曜日から、放射能の被ばくに対する相談が毎日50通にもなりますので、今日は被ばく対処方法の1つを紹介しておきます。
この数日、私が勉強していたアメリカ、カナダだけでなく、ドイツmイタリア、ポルトガル、オーストラリア、カナダ、ブラジル、台湾、インド、イギリスをはじめ数十カ国の恩師や友人のドクターや研究者から、連日のように心配のメールが寄せられています。その中で、ドイツの医療用重金属の専門家でもあるDr.BushとアメリカのDr.ライトから、今の日本の原発の状況を憂慮して、放射線の被ばくの対症方法のメールが届きました。
被ばくによる放射性ヨウ素の吸収予防には、かなりの放射線被ばくをする状況では、ヨウ化カリウム(ヨウ化カリウムは医薬品ですでに厚労省が出荷規制を引いている薬)の服用を考慮するべきだが、原発よりも遠隔地であって、それほどの被ばく量でなければ、ヨウ化カリウムで予防をするよりも、副作用を考えると経皮からのヨウ素吸収を目的とした液体ヨウ素がいいというアドバイスをもらいました。
今の日本で液体に溶解しているヨウ素の商品はいくつかあり、手指消毒用のポピドンヨード(イソジン)の場合、1ml中に有効ヨウ素量が6mg程度、ヨードグリセリン(ルゴールやのどぬーる)では1ml中に有効ヨウ素量が2ー12mgほどだと思います。

予防のためのヨウ素量(成人で35mg、3-13歳で成人の半分量、生後1カ月から3歳で成人の30%量)を考慮すると、含有ヨウ素量が多いルゴールがいいと思います。ルゴールの場合、1ml中に12mgの有効ヨウ素量が含まれるので、成人の場合には3mlの原液(有効ヨウ素量36mg)を30ccの浄水で希釈し、スプレーボトルなどに入れて、足の甲、ふくらはぎ、手の甲などに1日2-3回(1回あたり片方の手または足に3スプレー)噴霧してすりこみ、1-3日で30ccの希釈液を使いきるようにすればいいでしょう。


*注意事項:甲状腺機能の症状を持っている方、甲状腺疾患の治療を行っている方、ヨウ素にアレルギー反応を持っている方は、使用に際して主治医に相談してください

相当量の被ばくをするような地域でなければ、この方法で皮ふからヨウ素を吸収し、放射性を帯びたヨウ素の体への吸収を予防することができると思います。
by nutmed | 2011-03-15 13:47