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第T26回 副腎の疲労 震災の街から

週末の土日は、趣味のバイクの仲間のミーティングが岐阜県馬瀬で行われ参加してきました。今年で9回目になりますが、震災のこともあって開催を自重しようとの声も少なからずありましたが、自粛ムードもこの辺で一変させないと日本全国が沈み込んでしまいます。生憎初日は出発から雨続きできたが、2日目は朝から晴天。2日間で約800kmを走破し、命の洗濯ができました。

さて、今日は青森県と宮城県在住で、今回の震災の被害を受けたこのブログの読者から寄せられた相談ごとについて紹介したいと思います。
この2人の1人は管理栄養士、もう1人は中学校の教師の女性で、ご自分の自宅も多少の被害は受けていますが、被災者のケアを行っていらっしゃる方です。 ご両人から寄せられた相談は、偶然全く同じ内容のものでしたが、私から言わせれば偶然ではなく、起こるべくして現れた症状だと言えます。 青森県八戸近郊と、宮城県亘理近郊の被災者への健康ケアを行ってくれているご両人が、震災後2週間を過ぎたことから、小中学校に通う年齢の子供と、30歳から50歳くらいまでの男女で、体中に湿疹やじんましんのような炎症と痒みを訴える人が急激に増加しているとのことで、こんな時には、限られた食糧事情の中で、どのようなことを考慮するべきかという相談でした。この2人は医師に相談したところ、ウィルスか細菌の感染症かもしれないので、抗生物質と炎症を抑える薬の投与を考えたようです。私が2人から相談を受けたのが14日前のことでしたが、大震災と津波というイベントと、その後の避難生活の2重苦3重苦、それと症状を考えると、感染症ではなく、メンタル、特に交感神経系のストレスと、肉体的なストレスによる、副腎への多大な負担が背景にあるものと考えました。 私は、現地の食糧事情を考えると、食材よりもサプリメントのほうがいいだろうと判断し、2人にメールで副腎の機能回復のためのビタミンミネラルを送ることを伝えました。 選択した素材は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、パントテン酸、マンガン、銅、亜鉛、リコリス(甘草)でした。
2人の居る場所までの輸送手段がないので、秋田県湯沢に住む旧知の友人に相談し、彼の家に人数分、都合1カ月分のサプリメントを手配し送り、そこから彼に車で現地に直接届けてもらうように手配しました。 先週金曜日、宮城県の女性から電話がありました。送ったサプリメントを16人の成人男女と、3人の中学生に飲んでもらったそうですが、症状が強かった成人男女5人と中学生1人については、かなり症状が軽くなり、何よりも不安と息苦しさが軽減したようです。 青森の女性からはまだ連絡がありませんが、同じように症状が改善していてくれることを毎日祈っています。
送ったビタミンミネラルとハーブは、副腎の働きには不可欠なビタミンミネラルと、張りつめた副腎の日内変動のリズムを抑えてあげるハーブです。

これは、被災地や避難所ではいつでも、どこでも起こりえることで、この部分のケアは今後の大きな課題だと思います。そして、被災地だけの話ではなく、日本全国民が今回の震災による直接的間接的な副腎への負担からくる、何らかの症状に悩まされることになる可能性も否めないと思っています。
ビタミンミネラル、ハーブも大事かもしれませんが、それ以上に副腎の負担を増加させないような、環境を作ることが何よりも大事なことです。
by nutmed | 2011-04-11 13:51