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第T39回 放射線から身を守る自己防衛方法 その3

連休が明けてもう1週間が経ちました。今日の東京は午後から空が明るくなり、気温は上昇しています。ドイツ気象庁のサイトを見ると、13日から14日の早朝にかけての風向きが北東よりの風が予想されるため、関東地方にも多少影響がある予報になっています。

さて、今日は放射線から身を守る自己防衛方法の3回目です。 今日は大豆が持つ放射線の影響から細胞を保護する作用について紹介します
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・大豆
1、ゲニステイン
ゲニステインは大豆に含まれるイソフラボンの中の1つで、以前ブログでも紹介していますね。2003年にアメリカ空軍の放射線研究所が、マウスの実験レベルではありますが、ゲニステインには放射線の影響によって、過酸化脂質が増加することを防ぐ作用の存在を報告しています。中性脂肪などの脂質が放射線の影響によって過酸化脂質に変化することで、フリーラジカル(酸化物質)を作り出します。ほとんどの細胞の細胞膜は脂質でできているため、過酸化脂質が増加することで細胞の働き、特にエネルギーを作り出す機能には影響を及ぼすことになり、またアレルギー症状の発症や悪化にもかかわることになります。
アメリカ空軍の放射線研究所では、ゲニステインには、赤血球と白血球の生産を刺激する作用も確認しており、、軍人および一般市民の放射線被ばくの際には、ゲニステインの初期段階での摂取が有効であると報告しています。

2、ボウマンバークタンパク分解酵素阻害成分(BBI:Bowman Birk proteinase Inhibitor)
BBIは大豆に含まれる機能成分で、注目を集めたのは、強力な抗がん作用を持つことが報告されたことでした。1995年にはドイツの研究チームによって、BBIには放射線によって損傷を受けるDNAの修復を刺激することが報告され、NATO軍やアメリカ陸軍が、核攻撃におけるDNA損傷の予防素材として検討されてきました。
2000年にはドイツの研究チームが、大腸がんの放射線治療によって影響を受ける、正常細胞のダメージの予防と新たな細胞の増殖に、BBIの摂取が有効であることも報告しています。
BBIは決して特別な成分ではなく、大豆そのものだけでなく、豆乳、大豆プロテインなどの加工食品にも含まれる機能成分です。
大豆と言えば、これからの季節枝豆が旬になる季節ですので、枝豆も放射線の影響から細胞を守る素材としては有効ですね。

それでは皆さんよい週末を。そして、決してネガティブにならず、「アクティブディフェンス(能動的予防)」を考えて、自分の体の細胞を守ることを心がけてください!
by nutmed | 2011-05-13 15:07