2011年 05月 25日
第T47回 放射線から身を守る自己防衛方法 最終回
今日の東京は、昨日午前中の雨も乾き、朝からすがすがしい朝を迎えています。今朝の新富町オフィスの放射線量も、雨の影響か大気中の線量はこの1週間で一番低い数値です。放射線量の測定については、この1週間でたくさんの方からメールをいただきました。私が一番気になったメールは「大気中の放射線量は、風や雨など気象の影響を受けることもあり、大気中の数値で一喜一憂してもあまり意味がないと思います。今となっては、大気中の放射線量よりも、この2カ月の間に放出された放射線が蓄積している植物や、土、水の線量がどの程度あるのかが重要なことだと思います・・・」 確かにこの方のおっしゃるとおりだと思いました。残念なことに私の持っているこの測定器では、水や植物などの食材の放射線量を正確に測定することはできないようなので、今後の課題としたいと思います。さて、今日は放射線から身を守る自己防衛方法の最終回です。今日まで放射線被ばくによる細胞へのダメージを予防する、また細胞の修復を促進する、酸化ダメージ(フリーラジカル)を除去する効果のある様々な素材を紹介してきました。今まで紹介してきた素材の他にも、スピルリナには放射線ダメージから骨髄細胞を守る作用が、睡眠や成長ホルモンに関わるメラトニンには、放射線ダメージから染色体の損傷を防ぐ作用があることが報告されています。

また、私の一番お気に入りのハーブでもある甘草(Licorice)には、脂質でつくられた細胞膜が、放射線の酸化ダメージによって損傷することを防ぎ修復を促進する作用があります。
こうして改めてハーブなどの植物の持つ、放射線に対する機能性を見てくると、過酷な環境や条件の中を生きていかなければならない植物には、この地球が創造されたときから存在する「放射性物質」から、種族を保存するために備わった優れた機能性があることがわかります。これらの機能性は決して人間のために植物が持っているわけではなく、自らのDNAを存続させるために、永い時間をかけて獲得した機能性です。
私は今回の震災と原発の被害は、ある意味で人間の驕り高ぶりを冷やし、人間はこの自然界の中で生きる全ての生物の1つでしかないことを自覚することになったと思っています。全ての生物が、自らのDNAを絶やすことがないように、自らが環境適応性や機能性をつくりだしている中、人間だけが他の生物が自ら獲得した機能性を搾取していいわけがありません。人間自身が、自らの体内環境を整え、最適な健康を造り維持していく努力を積まなければ、やがて歪が生じることになるのではないでしょうか・・


