第T54回 ビタミンB12 その4

第T54回 ビタミンB12 その4_d0070361_10375556.jpg 昨晩の雨と雷は、久々の豪雨となりましたね。おかげで、東京の空気は澄んでいるような気がします。ガイガーカウンターの放射線測定数値を開始してから3週間が経ちます。最近では仕事だけでなくプライベートでもこのカウンターを持って、気がついたら測定して先日紹介したサイトにアップしています。この数日で感じたことは、道路に近い低い場所ビルと、ビルの隙間や狭間のほうが放射線量は高いということです。いわゆる空気が流れにくい澱みです。空気の流れのないこような場所に長い時間とどまらなければいけない場合には留意したほうがよさそうですね。



さて、今日はビタミンB12の4回目です。
今までに、ビタミンB12は脳の神経の働きに深くかかわっていることと、ビタミンB12の過不足は、単純に血液中のビタミンB12の数値が正常範囲に入っていれば、ビタミンB12は十分足りているということではないことを説明してきました。今日紹介するうつ病とビタミンB12の関係もその中の1つだと思います。第T54回 ビタミンB12 その4_d0070361_1502199.jpg私はこの3年間に、現在栄養カウンセリングを行っている神尾記念病院と青山外苑前クリニックでケアしてきた、うつ病と診断された後に、私の栄養カウンセリングに訪れたクライアントの中で、過去に血液でビタミンB12と葉酸の濃度を検査したことのある方に出会ったことは皆無でした。しかし、ここ1年の間に、少なくともうつ様の症状を持ち、抗うつ剤と睡眠導入剤w処方されてきたクライアントさんの数人に、処方されている抗うつ剤の症状改善効果は実感しているかを聞いてみると、全員が、薬の量が増えたところでなんとなく・・・という回答を得ました。そこで、血液中のビタミンB12の濃度を検査してみることをお願いして検査したところ、血液中ビタミンB12の数値は正常範囲内に入っていました。もう一度クライアントさんに説明して、血液中のホモシステインの検査をしてもらったところ、数値が基準範囲を超えた高い数値で、ビタミンB12が作用する状態にはなっていない可能性が高いことを確認しました。そこで、ビタミンB12の筋肉注射w01カ月と、フォローのためにビタミンB12のサプリメントを3カ月間継続してもらったところ、極度の疲労感、食欲増加(甘味過食)、焦燥感、集中力の低下、不眠の症状に変化が現れはじめました。 
ビタミンB12とうつ病、またはうつ様症状とのかかわりについて検討された研究報告は少なくありません。2003年にフィンランドの研究チームによる発表では、ビタミンB12の血液中濃度が高いと、処方薬だけでなく、栄養療法に対する反応が良好になることが報告されています。 ビタミンB12とホモシステインの血液検査は保険が適用にはなっていますが、今日紹介したような症状での保険は適用にはならないと思います。ただ、ビタミンB12とホモシステインの数値が物語ってくれる体内環境の情報には、非常に有益な情報が込められていることを考えると、何かのチャンスに検査を受けてみる価値は十分にあると思います。

私事で恐縮ですが、我家のガレージで誕生した子猫4匹の里親が2か所決定したのですが、あと2匹里親が決まらずにいます。私のブログの読者の中にはどうも猫好きの方も多いそうなので、もし里親になってもいいという方がいましたらご一報ください m(_ _)m nutmed1@gmail.com

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by nutmed | 2011-06-06 17:05