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第T56回 解毒について プロローグ

第T56回 解毒について プロローグ_d0070361_12595164.jpg 今日から新富町のオフィスの放射線量はビルの1階入り口での測定数値を掲載することにします。こうやって実際に道路に近い場所で計測すると、2階のオフィスで計測した数値よりも高いんですね。
梅雨入りしてからしばらく経ちますが、本格的な雨らしい雨はまだやってきません。ここ5年ほどの統計をみると、梅雨入りしてからの6-7月よりも、梅雨が明ける直前のほうが雨量も雨の被害も多いようです。
そんな梅雨の時期に、夏の猛暑で体調を崩し、代謝のバランスや水分バランスを崩してしまわないようにする準備として、今日から少し解毒について紹介しようと思います。

解毒の概念

健康を構築、維持するためには栄養素が重要な働きを持っています。しかし、現代食生活、住環境を考えた場合、単に、体に必要な栄養素の不足を補うことだけでは、人間の約60兆個ある細胞の働きを活性化し、健康な体を築くことは不可能と言ってもいいでしょう。いくら不足している栄養素を補っても、その栄養素が正常に消化分解され、適切に吸収されてはじめて、細胞の働きを活性化し、健康な体を築くことができるわけです。したがって、栄養素を正常に消化分解し、吸収できるような状態にするための準備を整えておかなければ、いくら「自然」や「天然」を謳ったサプリメントを摂取しても、何の効果もなく、無駄になるだけです。
この準備こそが、「解毒」、すなわち、栄養素を正常に消化分解し、吸収することを妨げる物質を体外に排泄することです。日本では、「不足している栄養素を補う」という考え方が幅を利かせていますが、「本来体の中にあってはいけない物質を排泄し、栄養素を正しく消化分解、吸収させる」という概念が必要になります。

解毒能力
現代生活、特に都市生活者の多くが、車の廃棄ガス、ビルの空調廃棄、家庭用ボイラーからの廃棄物、ゴミ処理場からの化学廃棄ガスに汚染された空気に触れることを余技なくされ、大洋を回遊するマグロなどの大型魚は海洋汚染によって水銀に汚染されていると言っても過言ではありません。もはや、きれいな空気を吸い、安全な食材を口にすることはほとんど不可能に近いとも言えます。
我々人間には、本来体の中にあってはいけない物質や、細胞の働きを阻害し、栄養素の消化分解、吸収を抑制してしまう物質を、体の外へ排泄する能力が備わっています。これが「解毒能力」です。
例えば、胃酸は粗悪な添加物の含まれた食材を分解して無毒化しようと働き、腸の壁は、ぜん動運動を繰り返し、吸収してはいけない物質を選別するとともに、その物質が壁を通って血中へ侵入し、肝臓へ運ばれないよう働き、腎臓は、血液をろ過清掃します。最終的に、腸は、食物から栄養素と水だけを吸収し、残りは便とガスの状態にして排泄をします。
また、人間の体の中で最大の組織である皮膚もまた、解毒能力を備えた組織です。
我々の皮膚は、汗を発汗し、皮膚呼吸することによって、体内の毒素や化学物質を体外へ排泄しますが、この能力は腸や腎臓の数倍もの排泄能力を持っています。
by nutmed | 2011-06-09 13:10