2011年 08月 26日
第T100回 週末歳時記 真剣に考える時期だと思う
8月最後の週末です。この2週間、間に夏休みもとり、今年の夏は落ちてきた感性、体力、そして溜ったストレスを蒸発させることをテーマに過ごして、数年間の課題だった眼瞼下垂のオペも終了して、視界も視野も格段に明るくなった(外見もいくらか若返ったと家族や周囲の方から評判ですが^^;;)ので、本来なら、この秋から来春に向けて、温めてきた企画構想を具現化させる時期なんですが・・。 どうも気後れしています。 その原因はやはり原発でした。この手の話題は、多くの皆さんにとって目障りかもしれませんが、きょうはあえて投稿します。
日本中のマスメディアが、言葉遣いを知らないマルチタレントの引退報道で、久々の視聴率を稼いでいた8月23日。この先の日本の存続を決定づける可能性のある議員立法案が、衆議院を通過しました。「汚染がれき処理法案 」がそれです。この日の11日前の8月12日にはすでに「がれき処理法案」が成立してしまっていますが、この「汚染がれき処理法案」の最大のポイントは”廃棄埋立処理に関わる、放射性セシウムの暫定基準値が1キログラムあたり10万ベクレル(100 kBq/kg)まで緩和され、この範囲内であれば日本のいかなる自治体でも、焼却・埋立処理を可能とする”ことだ。10万ベクレルってイメージすることが難しいですが、この汚染がれき処理法案が成立する前の、現在の埋立可能基準数値が、1キログラムあたり8千ベクレル(8 kBq/kg)であることを考えると、この法案が成立することで今までの12.5倍もの放射性セシウムが含まれたがれきでも埋立が許可されることになります。
そして、国は、この汚染がれき法案成立を受け、福島、宮城、岩手、茨城、そして沖縄を除く全国の自治体のゴミ処理施設に、1キログラムあたり10万ベクレル(100kBq/kg)を上限とする放射性物質汚染がれきの受け入れを迫るものと考えられます。事実、8月8日号の週刊アエラで、汚染がれきを受け入れ可能と表明している全国の自治体市町村の具体的な名前が好評されている(ネットで「放射能汚染ガレキ受け入れ表明、全国自治体一覧」で検索すればリスト確認できます)もちろん、このリストの市町村名には、私と家族が住む町の名前が出ていました。住民である私も家族も一切知りませんでした。いくら放射性物質の知識がない私たち家族でも、放射性セシウムが生ごみとは違うということ、焼却しても放射性物質は残り、それは多少なりとも焼却煙として大気に放出されること、放射性物質が濃縮された焼却灰からも、セシウム137であれば50年近く放射性を放出し続けることぐらいは理解しています。昨晩はこの件で家族が珍しくミーティングをしました。少なくとも我家では汚染がれきの受け入れを頭ごなしに拒否すると言ってはいません。本来生ごみしか処理できない設備で、放射性物質の混じった汚染がれきを処理することには無理がないのか?。また、汚染がれきを処理するために、現在のゴミ処理場や埋立場にどのよな対策をすれば、2次汚染の被害がでないのか?。 除染はどのように行い、除染後の廃棄物をどのように処理するのか?。そして、最終汚染物質はどこに埋めるのか?。少なくともこの疑問を国民が分かる言葉で説明してからの話だという結論に至りました。 それにしてもなぜ8月23日にあのタレントの引退会見を唐突に持ってきたのだろう^^;;
さて、明日から8月最後の週末です。関東地方は週末崩れるようですが、晴れ間のある地域では熱中症に引き続き注意してくださいね。 この週末は1カ月送れんの隅田川大花火大会があります。今年は見物にいけるかなー。
それでは皆さん良い週末を!


