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第T103回 想像以上に多いカンジダ菌の影響 その4

第T103回 想像以上に多いカンジダ菌の影響 その4_d0070361_855771.jpg 今日から9月、そろそろどこからともなく「今年も残すところ・・」というフレーズが飛び込んでくる時期になりましたね。 この週末の台風12号の影響で、このまま秋に突入してくれればいいのですが・・。今日は防災の日。東京都心はこの後、午前9時から主要幹線道路の流入制限による、大規模な防災訓練がはじまります。 311からもう半年が経とうとしていますが、多くの国民の心はまだザワザワとしたままです。

さて、今日はカンジダ菌の影響の4回目になります。
カンジダ菌の繁殖は、宿主である人間の腸内環境、もっと厳密に言えば、宿主がどのような食材を食べているかによって大きく変わります。それは、カンジダ菌の性質を考えると良くわかります。
カンジダ菌が好む環境はアルカリ性であり、酸素がほとんどない(嫌気性)環境です。食物を食べて、消化分解し、吸収された後の代謝スピードが遅く、エネルギーを作る速度が遅いタイプの人(炭水化物型またはSlow Oxdizer)では、、消化器系がアルカリ性になる傾向があります。また、このタイプの人の場合、しばしば胃酸の生産と分泌の能力が低下していることがあるため、カンジダ菌増殖の条件を満たしてしまう可能性が高くなります。
炭水化物型の人は、たんぱく質よりも、カンジダ菌の餌となる炭水化物でエネルギーを作る傾向があるため、カンジダ菌の増殖の可能性はさらに高くなります。
このタイプの人は、食べたものからエネルギーを作るまでに時間がかかるタイプなので、タンパク質や脂質よりも、すぐにエネルギー源となるグルコースに変わってくれる炭水化物を好んで食べるようになります。特に、食べてから1-2時間で単純な糖(単糖類)に変わってしまう、精製漂白された米(白米)や小麦、砂糖などをエネルギー源とすることが多いタイプです。このエネルギー変換を長年継続しているために、栄養素をエネルギー変換するための時間が長く、エネルギー源を保持するために、少ないながらも常に炭水化物(菓子類を含む)を摂取していないとエネルギー、特に脳の働きが低下する傾向にあります。食欲もあまり強くなく、喜怒哀楽が激しく、情緒が不安定な傾向にある方の場合、コーヒーなどのカフェイン依存症が多く見られます。因みに糖尿病の方や、その予備軍の方々はこの炭水化物型が多いと言えますね。炭水化物には血液を酸性にする作用があり、細胞は酸性とは逆のアルカリ性をつくりだそうとします。炭水化物食が好き=体内がアルカリ性傾向になる=カンジダ菌の増殖という構図の背景はここにあります。これを予防するためには、炭水化物でも精製漂白した炭水化物ではなく、時間をかけてゆっくりと糖分に変化する構造が複雑な炭水化物(玄米や全粒小麦など)とともに、タンパク質、脂質、繊維質の割合を考えて食生活を改善することが重要になります。
by nutmed | 2011-09-01 13:09