人気ブログランキング | 話題のタグを見る

第T1130回 体調が最悪の時にこそ検査を受診するべき

第T1130回 体調が最悪の時にこそ検査を受診するべき_d0070361_6434977.jpg 昨日の夕方から、四谷にある辻クリニックの辻先生、それに日本機能性医学研究所の斎藤糧三先生と、時間の経つのも忘れ楽しく会談をしてきました。辻先生に会うのは本当に久しぶりでしたが、専門の低代謝症状、特に甲状腺機能低下による叙脈や血圧の乱高下の症状と、その改善方法の話には身を乗り出して聞き入ってきました。斎藤先生も以前はご自分で開業されていましたが、今では機能性成分サプリメントの研究開発やLGSをはじめとする腸の機能検査にも目を向けているようでした。
辻先生の話で共感(痛感かもしれないですが)したのは、すでに何らかの症状、特に疲労感や発汗などの症状があり、血液検査で甲状腺の機能を確認する場合には、元気で体調が安定しているときよりも、無理をしてでも一番体調がすぐれず、疲労困憊の状態の時にクリニックや病院に行き、採血をしてもらって検査をしてもらうことが、ベストだということです。つまり、甲状腺ホルモンの動きは想像以上に早く敏感であるために、体調がいい状態で検査をしても、場合によっては潜在している甲状腺の機能状態を正確に確認することはできないだけでなく、最適な治療や改善には至らないということです。 これは私も痛感しています。数ヶ月前にに神尾記念病院でカウンセリングしたクライアントの症状の背景に、甲状腺機能低下が疑われたので、主治医に検査をお願いをして甲状腺ホルモンの状態を確認してもらったところ、数値に大きな変化はありませんでしたが、主治医にお願いをして、甲状腺では全国区で有名な東京の病院に紹介状を書いてもらって受診してもらいました。結果は、このホルモンの数値では甲状腺に以上はなしとのご判定をいただきました。
その後、このクライアントさんは、別なクリニックで、アメリカで学んできたドクターに受診してもらったところ、甲状腺の機能低下の可能性を指摘されており、その背景には辻先生の話の中にもある、甲状腺ホルモンの変化を捉えるタイミングがあったと感じています。
勿論、甲状腺機能の確認検査では、多くの場合、数値が慢性化していることがあるので、どのタイミングで検査をしても、甲状腺機能の傾向を判断することはできると考えますが、このように、検査のタイミングを考えることで、潜在的に隠れている甲状腺機能の状況を、的確に確認することができケースは少なくないと辻先生も私も考えています。

これは甲状腺機能に限った話ではないかもしれません。風邪で喉が腫れた、鼻水がとまらない、高熱があるなど、急性症状の場合には、多くん皆さんはすぐにでも医療施設に駆け込むことでしょう。 しかし、長期間継続してつきあっているような慢性化している症状の中にも、的確に原因と背景を捉え、最適な治療改善を行うためには、症状がピークの、場合によっては体調が最悪の状態のときこそが、検査や診察を受診する最適なタイミングと言えるかもしれません。
by nutmed | 2011-11-02 07:16