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第1138回 コレステロール低下にアーティチョークはいかが!

第1138回 コレステロール低下にアーティチョークはいかが!_d0070361_101356100.jpg 今朝の東京郊外の朝、霜こそはっていませんが、そろそろ霜前線の声が聞こえ始めるような季節になりました。 これからは鍋の美味しい季節になり、鍋の具も秋に収穫された、栄養素も味もリッチなものばかりです。 私が一番好きな鍋は猪鍋なんです。九州は宮崎に住む友人から送ってもらう、裏山で射止めた猪肉のジビエ鍋の味を知ったのが20年前で、それ以来シーズンが待ち遠しいこの季節です。



さて、今日は、日本でも最近珍しくなくなってきた食材の1つ「アーティチョーク」を紹介したいともいます。残念ながら、アーティチョークの旬は終わっていますが、マーケットで見かけるのはほとんどがアメリカやメキシコからやってくるものです。アーティチョークは私も大好物で、アメリカに住んでいた時には夏になると茹でたアーティチョークとビールが1日の締めになっていたほどです。アーティチョークはは、私が自身で唱えている「Super Food」の中のTOP10に入るほど、その機能性はずば抜けて高い素材の1つでもあります。
食材としてのアーティチョークは下の写真のようなつぼみです。
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アーティチョークと言うとわからない人も多いかもしれませんが、「チョウセンアザミ」と言えば分かる人も少なくないでしょう。
第1138回 コレステロール低下にアーティチョークはいかが!_d0070361_10413051.jpg

このアーティチョークには、シナリン(Cynarin)という物質が含まれていますが、このシナリンには血液中のコレステロールと中性脂肪の上昇を抑える作用、脂質の分解には欠かせない胆汁の生産と分泌を促進する薬理作用が古くから認められています。これらの薬理作用のほとんどが、肝臓の機能を向上することによって働くものでもあります。アザミと肝臓機能向上と言うキーワードでピンと来た人は、私のブログをしっかり読み続けていてくれている読者か、ハーブに造詣の深い人かもしれないですね。
そうなんです、アーティチョークは日本でも比較的胃ポピュラーなハーブの「ミルクシスル(Milk thistle)
学名:Silybum marianum)のマリアアザミの親類でもあります。ミルクシスルと言えば肝臓機能の改善ですよね。
シナリンにはこのほかに以下のような薬理作用があることが報告されています。
・抗菌剤
・抗酸化物質
・抗炎症
・利尿
・腎臓の保護
・血糖降下(インスリン抵抗性の抑制)
・過敏性腸炎の症状改善

イタリア料理でもフランス料理でも、またスペイン、メキシコ料理でも、アーティチョークが比較的油を豊富に含んだ食材や、調理油を多く使った料理で使われるのは、アーティチョークに含まれるシナリンが肝臓の機能を向上させ、胆汁のっ分泌も向上させることによって、コレステロールと中性脂肪の上昇を抑えてくれるからなんでしょうね。
私は、下痢と便秘を繰り返し、ストレスに弱く、すぐにじんましんなどが現れるクライアントには、アーティチョークをたくさん食べてもらう食事指導をすることがありますが、症状の改善効果は高いですね。ただし、秋から春まではアーティチョークが中々入手できないので、その場合にはシナリンを抽出したサプリメントを使ってもらいます。

明日は、勤労感謝の日で祝日です。週の中休みを有効に使ってリフレッシュしてください。



 
by nutmed | 2011-11-22 11:34