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第1197回 健康管理と病気の予防は口腔ケアから その2

今朝の川越は曇天模様からスタートし、昼前には太陽が顔を出し気温も上昇。このまま暖かくなるのかと思いきや、夕方近くになって寒気の通過とともに雷雲が発生し、遠くの空からゴロゴロと雷鳴が鳴り始め、めまぐるしい1日でした。

さて、今日は口腔ケアの2回目です。
1、口の中は炎症の鍵を握っている
歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病と言った口腔内の症状は、炎症の進行とともに悪化をたどります。この炎症は、口腔内の問題だけにとどまらず、全身性の症状、例えば冠状動脈性心臓病、関節炎、糖尿病、さらには癌などの原因のスタートが口腔内の炎症から始まると言う報告もあります。口腔内の炎症の原因背景の多くには、バクテリアが関わっていることもわかっていますが、このバクテリアと炎症の進行をコントロールすることが、その後の全身性の症状の予防に有効であることに歌は胃の余地はないでしょう。
2、歯周病が肥満と2型糖尿病のリスクをあげる
2005年にアメリカのバッファロー大学の研究チームが、肥満の人には歯周病である人が多く、同時にインスリンに対する高い抵抗性を持つことを発表しています。また、ミシシッピ大学の研究チームは、肥満と歯周病の間には明らかな相関があることを発表しており、肥満は歯周病の炎症の進行に伴い、心臓病、2型糖尿病などの全身性の病気の発症リスクを高めるため、肥満の改善の際には口腔ケアを軽視してはいけないことの警鐘を促しています。

このほか、歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病が口の中の問題だけではなく、全身性の病気と深く関わっている研究報告は世界中の研究者によって発表されています。
歯肉炎、歯槽膿漏、歯周病の予防には、ブラッシングをはじめとする日常的な口腔内のケアが重要になりますが、それと同様に、食材や調理、食事の仕方、栄養素の摂取にも大きな影響を受けることを改めて考えなければならないと思います。
次回から、病気の予防に有効な口腔ケアとしての具体的な素材や方法を紹介しましょう。
by nutmed | 2012-04-17 17:32