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第1220回 糖尿病は軽度の炎症と心得るべき

栄養医学研究所を川越に移転させて3カ月半が経ちますが、サインボードがなくて栄養医学研究所を訪問される方からも場所が分からないという声や、宅配業者さんからも看板ださないんですか?という声も多く、栄養医学研究所のロゴをデザインしたサインボードを発注し、先週末にようやく届きまして、今朝から摂りつけ作業をしました。
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栄養医学研究所のオフィスは戸建ての角地なのでどちらの方角からも目立つように角の壁面に1枚づつ張りつけることにしました。できたボードを見た時には少し大きすぎたか!?と思いましたが実際に壁面につけて見ると見栄えがするし、遠くからでも視認できるので良かったです。これで栄養医学研究所におられる方も迷子になることはないと思います^^

さて、今日の話題は糖尿病と炎症についてです。ここで言う糖尿病は2型糖尿病(NIDDM)で、ここ数年その原因にはインスリンに対する抵抗性が高くなることで、血液中を流れる糖分のコントロールと細胞への取り込に働くインスリンが上手に働かなくなることがわかりはじめた2型の糖尿病です。アメリカでは今の日本で言う2型糖尿病(Type2 Diabetes)という言い方ではなく、IRDM(Insulin Resistance Diabetes Mellitus:インスリン抵抗性糖尿病)という言い方をする傾向が強くなりつつあります。私のブログでは以前からインスリンの抵抗性、インスリンと中性脂肪の関係ンスリンと炎症の関係などについても扱っているのでそちらで復習をしてみてください。
2010年にポルトガルの研究チームが、過剰な炭水化物、たんぱく質、脂質の摂取により、腹部周囲の脂肪細胞の機能が低下すること、および脂肪細胞の酸化ストレスが原因となり、脂肪細胞が軽度の炎症を起こすことを報告しています。この軽度な炎症は、中性脂肪を始め脂肪酸の過剰生産、脂肪酸の酸化によるインスリンの作用に影響を与えることも同時に報告されています。つまり、インスリンがすい臓で生産されても、体がインスリンに抵抗性を持ち反応しないことから、血糖値が慢性的に高くなるということで、そのスタートが皆さんもご存じの肥満であり、その肥満によって炎症を起こすことがスタートになるということでもあります。
糖尿病の予備軍の人たちが、とにかく肥満を改善するように強く指導される背景はこおkなんですが、その背景には炎症があるということを是非覚えておいてください。
by nutmed | 2012-06-18 12:57