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第1268回 モリブデン

今朝の東京の冷え込みはすごかったですね。こうして日一日と秋が深くなり、ちゃんと冬がやってくることは、まだまだ四季のある日本も捨てたものではないことを実感させてくれます。
今日はモリブデンについてです。
モリブデンは、免疫のはたらき、細胞の酸化防止にもかかわる窒素の代謝にかかわるミネラルです。モリブデンには痛風の原因となるプリン体を尿酸に変換する重要なはたらきもあり、体内では、骨・腎臓・肝臓に貯蔵されます。
食事から摂取したモリブデンは、腸で吸収され、尿、及び、胆液によって排泄されます。
食材からのモリブデンとしては全ての穀物、豆、葉菜類、及び、もつ類。
ただし、モリブデンは熱と水分によって吸収が変化しますので、コンビニ食やレトルト食は避けるべきです。硫黄分が多く含まれる食材(タマネギ、ニンニクなど)や水は、モリブデンの吸収を阻害します。また、モリブデンが過剰に摂取されると銅の吸収が低下し血中尿酸値が高い方は痛風発作を起こすこともありますので注意してください。
体内のモリブデンが急に減少する理由はまだよく知られていませんが、その理由としては、尿酸の代謝に障害がおこり、食事や飲料水から銅、亜鉛、硫酸塩(添加物に多く含まれる)が過剰に体の中に入ることによって、モリブデンの吸収が阻害されることが報告されています。体内のモリブデンが少なくなると、インポテンス・虫歯・喘息などのほか、ガン細胞に対する免疫能力の低下が報告されています。
モリブデンは比較的意識しないと不足しやすいミネラルなので、モリブデンの豊富な食材を新鮮な状態で摂取する、または、サプリメントによってモリブデンを補給することが必要です。
by nutmed | 2012-10-10 16:44