2013年 07月 19日
第1302回 ウラニウム高値の人が増えている事実
今までに6000弱の検体を分析してきましたが、2011年3月11日以前には分析検出されたことのない、セシウムとウラニウムがlこの2年間で明らかに増えています。特にウラニウムについては、毎日ドイツから報告されてくる報告書を見るのが辛くなるほど、老若男女、中でも幼い子供や若年層でウラニウムの検出報告が多数返送されてきます。
検出されるウラニウムは僅かな量ではありますが、教養範囲を超えています。
ウラニウムが検出されている人の在住地を見ると、決して福島やその近接地ではなく、北は北海道、南は宮崎に至る広範囲です。
ウラニウムは自然界に存在する元素なので、過去から行政や研究機関による分布や濃度分析が公開されています。特に、平成23年の10月に、時の民主党政権下で。ウラニウムを含も放射性物質に関する栄養健康評価の報告書が公開されました。この包報告書を見ると、かなりの多種多様な食材にウラニウムが含まれていることがわかり、ただただ驚くばかりです。
この報告書を見ると、「3月10日以前から自然界にはこんなにウラニウムが存在していたのだからね・・」と説得されてしまいそうな内容です。
一方で、少なくとも14年前から栄養医学研究所でドイツに分析を委託してきた爪分析の過去のデーターを調べても、この2年間に検出されているウラニウムの高い値は皆無と言ってもいいでしょう。自然界にそれだけウラニウムが存在し、我々が毎日飲食する食品からウラニウムが体内に入ってきているのであれば、ウラニウムの半減期を考慮しても、14年前と言わず、かなり以前から日本人の体内に蓄積しているウラニウムが高くても不思議fではないはずです。
この2年間で日本人の爪から検出されるウラニウムの報告数の多さに驚いているのは私だけではなく、私の師匠で、14年間にわたって栄養医学研究所から依頼した日本人の爪のミネラル分析をしてきたDr.Buschも同様でした。彼女のコメントでは、「日本人のウラニウムの検出率がこの10年前には僅か0.01%だったものが、この2年間で37%まで急激な上昇をしている。この背景は自然界に存在するウラニウムの被ばく量をはるかに超えている」
彼女は同時に、ドイツの消費者団体のWebニュースを紹介してくれました。残念ながら私はドイツ語が理解できませんが、なこのニュースの内容は、ドイツ国内には飲料水のウラニウムの基準がないことが問題で、水道水だけでなく市販の主なミネラルウォーターを独自に分析した結果も公開されています。ミネラルウォーターの中にはウラニウムがかなり高い濃度で混入している水もあり、日本でもポピュラーになった微炭酸水なども名前を連ねています。
厚生労働省が公開したウラニウムを含も放射性物質に関する栄養健康評価の中にも、井戸水や天然水には自然の状態でウラニウムが含まれていることが確認されていることが報告されています。河川の水、雨水、浄水場の水、蛇口からの水道水、ミネラルウォーターなどのウラニウム濃度を実際に分析調査したわけではないので軽々しいことはコメントできませんが、これを考えると、この2年間で日本人の体内に蓄積が進んだウラニウムの背景の1つには水がある可能性は否定できないかもしれません。
あと10日ほどで私自身の、この2年間で4回目の爪分析結果が報告されてくるので、その結果が戻りシダ紹介したいと思います。過去2回はウラニウムが高くなっていましたので、今回はどのくらいの濃度になっているのかが待ち遠しいです。