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第1313回 ビタミンD3+ビタミンKのぜんそく症状緩和作用

今年の春、私がフォーミュラしたビタミンD+ビタミンKのサプリメントの読者モニターを行いましたが、1か月間のモニター後の結果が思いのほか良好でしたので、その評価を少し紹介します。今回のモニター参加者の中に、以前から気管支ぜんそくの症状を持っている方が偶然2人いました。
お2人ともにぜんそく発作を抑えるステロイド吸入剤治療を行ってきた方でした。実際にサプリメントのモニターをスタートしていただいた後から、発作を抑える吸入剤を使う回数が減り、ビタミンD+ビタミンKのサプリメントを飲んでいる間はぜんそくの発作がほとんど出ることなく生活できたという報告をモニター終了後にいただきました。実はビタミンD3(コレカルシフェロール)がぜんそく発作を抑える働きについては、以前からいくつかの研究報告があります。
やはり、以前からぜんそくの発作を誘発する可能性が高いことが報告されている物質に、サイトカインのIL-17(インターロイキン17)という、白血球が構成する免疫にかかわる物質があります。ビタミンD3には、このIL-17の働きを抑えることによって、ぜんそくの発作を抑える働きがあることが報告され、実際にビタミンD3をぜんそくの治療に積極的に取り入れているドクターも少なくありません。
ビタミンD3には、IL-17のほかに、同じサイトカインで腫瘍の発生と増殖拡大を促進すると考えられているIL-23の働きを抑えることも報告されています。
一方、ビタミンK(メノキノン)には、気管支ぜんそくの発作を抑える強力な働きがあることが、1975年の岡山大学の研究チームによって報告されています。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/51576
ビタミンD3は,ビタミンとう呼称があるものの、性ホルモンやステロイドホルモン同様に、コレステロールから作られるステロールが変化した、ホルモン様物質であることを考えると、近年、子海外を中心に、ビタミンD3の持つ様々な生理活性が解明報告されていることもうなずけるわけで、今回のぜんそく発作の症状緩和作用についても、ビタミンD3が持つ作用の1つだと言えると思います。
by nutmed | 2013-09-04 11:45