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第1315回 ビルベリーの持つ食後血糖抑制作用

今日はビルベリーの機能性についてです。
アントシアニン豊富なビルベリーエキスには、目の機能、特に明彩機能の向上作用があることが以前から報告されています。

ビルベリーエキスには食後血糖を硬化させる作用があることは以前からもたびたび報告されてきましたが、2013年5月にイタリア、ミラノ‐アバディーン大学の研究者らによってJournal of Nutritional Scienceに発表された新たな臨床試験から、36%アントシアニンを含有するビルベリーエキスの単回投与によって、食後血糖値を下げる血糖応答と、インスリン応答が調節されることが初めて報告されました。
この試験は、同時にビルベリーエキス投与後に、酸化ストレスマーカー及び炎症マーカーが低下していることも報告されています。
アントシアニンの摂取量の高さが一貫して2型糖尿病のリスク低下に関与しているという疫学的観察から、糖尿病や肥満に伴う炎症及び酸化ストレスを減少させるもうひとつの食事療法として、アントシアニンの摂取が有効だと考えられる結果です。
また、別な研究では、8人の食事療法と生活指導だけでコントロールしている2型糖尿病男性志願者に、36%アントシアニンビルベリーエキス470mg(新鮮なビルベリー50gの摂取にほぼ相当)を経口カプセルで2週間投与したところ、血漿中のグルコース、インスリンが有意に減少していることが報告されています。
日本ではブルベリーに比べてあまりなじのないビルベリーですが、一見すると形はよく似ておりますが、皮をむいて見るとブルーベリーに比べ、ビルベリーの方が赤いアントシアニジン色素が一段と濃いベリーです。
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もう季節は終わりますが、血糖値の上昇が心配な人は、食事の直前にビルベリーを50gほどを生で食べてみるといいでしょうね。最近はビルベリーエキスが豊富に含まれたカプセルタイプのサプリメントも出回っているので、食事と一緒に飲んで見るのもいいですね。
ただし、注意をしていただきたいのは、アントシアニン、あんとしあにじんいの大量服用によって胃壁が荒れて胃痛の症状が現れることがあるので、一度に大量の摂取は注意してください。
by nutmed | 2013-09-12 14:58