第1340回 加齢性黄斑変性に有効な素材

今日のテーマは、加齢性黄斑変性(AMD)の予防と進行抑制に有効なナチュラル素材についてです。
その素材はハーブのセージやローズマリーに含まれているカルノシン酸と言う薬理成分です。
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カルノシン酸については以前、アルツハイマーの予防と症状改善効果についてを紹介しているので、そちらも復習の意味で参考にしてみてください。
日本でもカルノシン酸の研究は盛んに行われていますが、2009年に岩手大工学部応用化学生命工学科の研究チームが、カルノシン酸に、内臓脂肪の抑制作用があることを報告しています。
2012年11月にアメリカの研究チームが、マウスの実験ではありますが、ローズマリーに含まれているカルノシン酸が、AMDの予防と進行抑制に有効であると発表しています。http://www.sciencedaily.com/releases/2012/11/121127154205.htm
このカルノシン酸には、脳内の細胞間で様々な情報をやり取りしたり、記憶力に関わる働きをするアセチルコリンとの働きに直接的な影響を与える作用があることがわかっており、10年ほど前から、アセチルコリンの量が低下することと、その症状に深い関係があることがわかっているアルツハイマー症や痴呆症の予防と症状の改善に、カルノシン酸が多く含まれるセージに大きな期待が寄せられています。
カルノシン酸には強力な抗酸化作用とともに、紫外線や酸化ダメージから網膜細胞を保護する作用に期待が持てるでしょう。
by nutmed | 2014-02-19 09:17