大1396回 副腎疲労改善に「仁丹」

身近で使える副腎疲労改善の商品を1つ。副腎の日内変動を見ればわかるように、副腎は早朝から昼頃をピークに機能が上昇します。言ってみれば早朝に車のエンジンをかけるのと似ています。副腎が疲弊してその機能が十分果たせない理由の1つとして、副腎が作るホルモンのコルチゾールの生産能力が低下するため、キーを回してもエンジンがかからない状態と同じです。このような副腎疲労の改善方法野1つとして、栄養療法では甘草(カンゾウ)を朝一番で飲んでもらう指導をすることが少なくありません。通常は甘草のお茶やタブレット上に固めたものを使うことが多いですが、身近にある素材で甘草を摂ることができます。それが「仁丹(ジンタン)」。
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最近ではお目にかかることはなくなりましたが、高度成長期から平成になる前頃までは、仕事と接待で頑張るお父さんの背広のポケットには、丸いプラスティックの仁丹ケースが必ずと言っていいほど携帯されていたかもしれません。朝の通勤電車の車内に漂う臭いと言えば、仁丹の臭いと柳屋のポマードか、バイタリスの整髪料の臭いでしたよね。
昔は液のkioskで購入できた仁丹も最近ではkioskにすら置かれていないようです。私も仁丹を購入するときに街のドラッグストアで購入しましたが、若い店員さんに「仁丹はどこにありますか?」と聞いたところ「仁丹てなんですか?今店長に聞いてきます」。最近は仁丹使う人がいないのでしょうね。仁丹を当時愛用していたお父さんたちの目的は、飲み過ぎ、食べ過ぎで荒れた胃壁の粘膜保護ですが、甘草には殺菌作用もあります。
朝、疲労感が募って起きられない、午前中は能力が上がらない、ストレス耐性が低くなったと感じるような人は、朝食事前に仁丹を3-5粒だ液で舐め溶かして使ってみるといいかもしれないです。甘草には血圧上の作用も報告されているので、日ごろから血圧が高めの人は使用に注意してください。
by nutmed | 2015-05-21 09:16