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第1399回 ジョコヴィッチとグルテン除去食

ここ最近、この本を見て自分もグルテンアレルギー(不耐性)ではないかと疑って、食物アレルギー検査と栄養カウンセリングを希望してこられる人が増ている。先日も1人、高校生の卓球選手が母親に連れられてやってきた。彼が書いた実体験の内容だけに影響力は大きい。
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ただ、心配なことがないわけではなく、先日の高校生もそうであでしたが、一律とおり一辺倒な「小麦(グルテン)食材除去」食事方法を取り入れている一方で、小麦食材という現在の日本の食卓には欠かすことのできない食材を徹底して除去することへのストレスが想像以上にたかくなることで、副腎への負荷増とともに、アドレナリン上昇による腸内細菌環境への影響からくる新たな症状の創造です。
グルテンに限らず除去食方法を取り入れる場合に重要なことは、メンタルケアとサポート、消化分解吸収能力の向上、腸の機能向上、そして目標の設定だと思います。
ジョコヴィッチは、数人の栄養士、調理人、カウンセラー、医師のケアとサポートを受け、4大グランソスラム優勝と世界ランキング1位への復活を目標にしてそれをほぼ手中に収めてきました。
グルテン不耐性に対するグルテン除去食は決して一時の流行で飛びつくべきものではなく、不耐性を作った自らの体内環境を理解し、除去食方法のメリット、、デメリットを理解して進めることが肝要です。

この本の影響もあって、マスメディアはこぞって「グルテン除去食」を究極の健康方法かのように取り上げています。残念ながらどのメディアを見てもグルテン除去食の良い点ばかりが紙面に躍り。デメリットや注意点はほとんど紹介されていません。
除去食を勧め指導する側の人間は、実際に除去食を行う人にとっては想像以上のストレスがかかるころを十分理解し、そのケアとサポートを十分に行ってこそ始めてグルテン除去食方法の真価が発揮できることを忘れてはいけないと思います。
by nutmed | 2015-06-18 10:20