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第1425回 体毛の成長と消化分解

今日は、カウンセリングでケアしているクライアントさんからの嬉しい報告を紹介したいと思います。
11月はじめに初めて青山外苑前クリニックの栄養カウンセリングに来たのは、20代半ばで全身の体毛が脱毛した女性でした。先天性のものではなく、20代のなる前に突然脱毛が始まったとのこと。今まで様々な治療投薬、施術を行ってきたそうですが、満足の行く結果は得られなかったようです。
栄養学的な脱毛の症状の背景に、銅(活性銅)の不足欠乏があるので、銅の吸収とたんぱく質の分解を左右する胃酸 チェックを自宅行ってもらい、。同時にグルテンチャレンジを2週間やってもらい11月19日に2回目のカウンセリングを行いました。
。11月19日のカウンセリングで彼女の胃酸チェックの報告では低胃酸の可能性が高いことがわかりました。チェックの結果レモン水を飲みながら食事をすると胃もたれもなく胃がスッキリするのでその後2週間は自発的にレモン水を食事の時に飲んでいたそうです。もう1つの報告は、11月15日に、脱毛症状が始まってからなくなった爪の甘皮が確認できたことで、これには本人も驚いていました。
グルテンを除去してすぐに便秘が改善したことも本人には衝撃だったようです。爪の甘皮が成長してきた背景にはたんぱく質んの分解が促進してケラチンを合成するためのアミノ酸の吸収が更新したこととたんぱく質と結合した銅(活性銅)が充足しつつあると考えられ、同じケラチンでつくられる毛髪の発育成長に期待が持てる気持ちになってきました。 そんな彼女には、食事の前に胃酸を十分に分泌する食事の仕方とゆっくり食べることに加えて、銅と亜鉛のサプリメントを摂ってもらうようにしました。

さて、そんな彼女から昨日11月26日に連絡があり、ほっぺに産毛が生えてきたのを確認できたそうで、これには本人だけでなく家族も喜び驚いているそうでした。
突然全身の体毛が脱毛してしまう人は以前に比べて多くなっているようですし、私も今までに2人カウンセリングで経験をしています。多くの場合、その背景にストレスの存在があるようですが、ストレスだけでなく、栄養素の吸収障害、つまり、消化分解のプロセスがうまく行われていない背景は無視できません。
すべての全身脱毛の人が、彼女のように短期間でポジティブな兆候が現れるとは限りませんし、栄養の吸収以外の原因ももちろん内在しているケースもあります。しかし、体毛は皮膚と同じように日々新陳代謝を続ける組織であり、その成長には確実に栄養素が不可欠であることを考えると、漫然と口の中に食物を放り込むだけの食生活では、細胞組織に不可欠の栄養素を体内に吸収することはできず、いずれ体毛の成長にも影響を及ぼすことになるでしょう。
そんな彼女は今、20数年生きてきて、改めて食事方法の大切さを身にしみて、大きな期待を持って、消化分解と吸収を意識した食生活に取り組んでいるのではないでしょうか。
by nutmed | 2015-11-27 09:45