この時期お薦めの乾燥食材「干しいも」

年末に首を長くしてまっていた贈り物が今年も茨城ひたちなかの友人から届きました ! 干し芋なんてと思っているとまったく別物なんです、この干し芋は^_^ さすがに干し芋の名産地で、特賞受賞の干し芋だけあって非常に上品な甘さと舌触り。そのまま食してもいいし、かるくあぶってもおいしいです。川越に住んで久しいですが、正直言って地元の干し芋よりも、ひたちなかの干し芋の方がおいしい(^ ^)
この時期お薦めの乾燥食材「干しいも」_d0070361_935464.jpg

この時期お薦めの乾燥食材「干しいも」_d0070361_9362649.jpg

日本だけでなく、世界中で食材を乾燥させ栄養価を凝縮させたドライフーズは珍重されています。 特に、これからの季節、新鮮な食材の供給が難しくなるために、保存食としての役割も持たせた野菜や果実には、最大のエネルギー源であるで糖分を凝縮させ、ミネラルが豊富に含まれた乾燥食材の摂取はお薦めです。
今回紹介のサツマイモを乾燥させた「干しいも」もその1つです。 干しいもには、でんぷん質炭水化物が豊富に含まれるほか、カリウム、鉄、ビタミンCと葉酸が含まれており、疲労回復効果が大いに期待できるほか、貧血経口にある方には常備食材として、頻回食の素材として選択していただくことができると思います。
なによりも、繊維質が豊富に含まれていることから、人間が作ることができる炭水化物分解酵素であるアミラーゼでは分解できない繊維質を、腸内細菌が供給してくれるセルラーゼ(繊維質分解酵素)によって効率よく分解し、エネルギー源である単糖類にまで分解できるため、1日を通じてゆっくりと、継続的に当分の供給が可能な食材と考えられ、血糖スパイクや低血糖症状による疲労感、眠気、そて副腎疲労の改善に有効な食材といえます。
もちろん、凝縮されている当分の影響を考えると、食べすぎは逆効果になりますので、適量(20g/回ほど)を3-4時間間隔で食べることがお薦めです。
もちろん、セルラーゼを供給してくれる腸内細菌の環境を常に良好に維持してあげることも忘れずに。
by nutmed | 2016-12-19 09:56