うつ症状とカンジダ菌

今日のテーマはうつ症状とカンジダ菌についてです。うつ症状、不安恐怖症など神経機能にかかわる症状の背景に、間接的にカンジダ菌がかかわっている可能性、特に最近の日本人にはその可能性が考えられるという紹介です。
まず、最初に紹介しなければならないポイントは、ビタミンB12です。日本ではほかのビタミンに比べあまり話題にならないビタミンB群の1つで、サプリメントとして販売されているビタミンB12の商品がアメリカやカナダに比べて10分の1程度しかないことからもうかがえます。
さて、このビタミンB12の重要な働きの1つに正常な神経機能のコントロールがあります。その1部を上げると・・・
正常な神経成長および発達を助ける
神経細胞間のコミュニケーションを調整
安定した副腎機能の促進
感情のコントロール
記憶力・集中力の向上
鎮静作用
これらの機能が長時間維持できなくなることで打つ症状や不安恐怖症状にもつながります。つまり、ビタミンB12が不足、欠乏することは打つ症状、不安恐怖症状を助長させることになります。https://translate.googleusercontent.com/translate_c…
ビタミンB12は動物性たんぱく質食材からほとんどが摂取できますが、食材に含まれたビタミンB12を抽出するためには、強烈な酸性の胃酸が不可欠になります。以前から私は、胃酸の重胃酸をことあるごとに声を大にして紹介してきましたが、ビタミンB12はまさに遺産が不足していた場合には想像以上に摂取できないビタミンの最たるものです。実際、私が栄養カウンセリングを行っている病院とクリニックで、うつ症状、不安恐怖症状、不眠などの神経にかかわる症状を持ったクライアントに、胃酸分泌自己チェックをしてもらうと、85%ほどの人が低胃酸状態であることに驚きます。
胃酸が少ないことで、もう1つかかわってくるのがカンジダ菌の繁殖があります。腸に繁殖するカンジダ菌は、比較的酸には強い真菌ですが、低胃酸によって繁殖が増加する可能性があります。カンジダ菌の増殖は、神経伝達物質のセロトニンの生産分泌に影響を与えることになり、またカンジダ菌のの副産物であるアセトアルデヒドもまた、ドーパミン神経伝達物質と反応し、これは不安恐怖などの症状を現す可能性が高くなります。
ここでもまrたカンジダ菌が暗躍しているようですが、カンジダ菌は日ごろからの食生活、ストレス管理、口腔ケアなどの意識行動をすることで十分に予防が可能です。

by nutmed | 2017-06-05 06:37