オリーブOlive

オリーブと言えば「ポパイ」を思い出すなんていってるあなたは、きっとホウレンソウが嫌いな世代なんでしょうね。
さて、今日の話題はポパイの彼女のオリーブではなく、地中海で世界中の60%を生産しているあのオリーブです。
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オリーブと言えば、オメガ-9脂肪酸であるオレイン酸を豊富に含む「健康油」として重宝されているますよね。欧米人にとっては命の木として聖書にも登場するほど古くから生活の1部となっていますが、日本人にはここ50年たらずで徐々に有名になってきたものだそうです。ご存知のように日本でオリーブオイルが有名になったのは地中海沿岸国の住民に心循環器系疾患の発症率が極端に低く、その原因背景を研究したところオリーブオイルに含まれるオレイン酸のLDLコレステロール酸化抑制作用の恩恵でもあることがわかりました。これ以外にもオリーブオイルはスーパーナチュラルドラッグと言われるほど、細菌やウィルスに対する効果は高いといえます。記憶に新しい2001年9月11日の同時多発テロの直後、猛毒と高感染力を持った炭疽菌を使ったテロが米国内を震撼させましたが、このとき再びオリーブがにわかに注目を浴びることになったことはあまり知られていませんね。オリーブの葉に含まれるオレウロペインが炭疽菌に対して強力な抗菌作用を示すことがわかったからです。オレウロペインには細菌の生命活動、増殖を抑制させる強力な抗菌作用があり、エレノル酸カルシウムという成分には全てのウィルスに対してではないものの、ウィルスの増殖を抑制する作用があることがわかりました。米国をはじめ世界中の研究機関では今オリーブの葉エキス成分によるHIVの増殖阻止に関する研究が続けられています。オリーブにはこのほかヒドロキシチロソルという抗炎症作用をもった成分も含まれている。こうしてみると、オリーブは細菌に対してのみ有効な抗生物質の働きと、ウィルスに対してのみ有効な抗ウィルス剤の作用、それに炎症を抑える作用もあり、まさしく「命の木」であると言えますね。さて、そのオリーブですが、日本ではオイルが汎用的に使われていますが、ここでワンポイントアドバイス。オリーブオイルは買ってきて開封したら1週間ほどで使い切ることを考えてください。酸化がし難いといわれているオリーブオイルですが、以外にも酸化は早いです。これを防ぐためにビタミンEのカプセル(D社、F社のものでも構いませんが)を1カプセル割って中身のオイルをオリーブオイルの瓶に入れることで、ビタミンEが先に酸化してオリーブオイルの酸化を防いでくれます。
by nutmed | 2006-06-28 17:37