週明けからグアムにきています

日曜日に大阪から戻って帰宅したのが午後11時をまわっていましたが、睡眠もそこそこに朝4時30分に起床して、成田空港へ車を走らせて午前9時45分の飛行機でここグアムにきています。さすがに少し疲れました・・・
グアムといっても一足早いホリデーではないですよ。3年前から推進してきたDr.ライトと共同によるグアムでの栄養療法クリニックオープンのプロジェクトのお仕事です。このクリニックの話はまた時間があるときに詳しく投稿することにします。
さて、小雨まじりの梅雨の明けきらない東京から、グアム独特の肌にまとわりつくような湿気と日差しの中に叩き込まれて、疲れが一気に噴出してきたようです。とはいっても、機中は夏休みに突入した子供連れの家族でごった返していて、自分も10数年前に家族で訪れたグアムの夏休みを思い出しました。2003年の暮れにグアムを襲った史上空前の台風の被害後、一時期グアムへの観光客は激減しましたが、この1年ほど前から盛況期の年間100万人超の状態に戻りつつあるようです。それに2014年までに沖縄、韓国から米軍の大部分がグアムへ移ることもあって、今のグアムは活気があるそうです。
グアムといえば、この3年こちらの医師会や病院会とのお付き合いが多い中、グアム島民の平均寿命が話題になることがしばしばあります。世界一の長寿国日本から考えると、飛行機でほんの3時間のグアム島民の平均寿命の現実を知ったときには驚きを隠せませんでした。この20年ほどの平均寿命は60歳の中半だそうです。その原因のTOPは糖尿病の合併症と聞いてまた驚きました。この背景には、戦後の米軍の進駐後の食生活の大きな変化に原因があるようです。でも同じような環境にあった沖縄は逆に長寿県として話題になっているのに・・・・。きっとそこには食生活のベースを守ってきた沖縄と、スパムとコーラによってチャモロが本来持っていた食生活が大きく変わってしまsったことに関係があるのではと見ていますが・・・
by nutmed | 2006-07-24 15:04