老化抑制のための食生活

最近、メディアやTVでも話題になっている言葉に「アンチエイジング」「老化抑制」「加齢抑制」がありますね。残念ながら、人間の不老不死は約束されたものではないですが、これだけ世の中が高齢化に向うと、「長生き」や「若返り」への願望は強くなるのは仕方のないことでしょうね。でも、切った、貼った、塗ったというような物理的な方法で若返りをしようというのは私には賛成できかねることです。私の持論は、おそらく100年前の生活環境と現在のそれを比較すると、とてつもなく合理化し便利になった環境は手に入れたものの、人間の細胞の環境にとってはとてつもなく悪化した環境になってしまったのではないかと思っています。だから、その細胞を取り巻く環境を少しでも人間本来のものに戻してあげる環境を造ってあげることで十分自然な「アンチエイジング」が可能になると思っています。
さて、そんなことで今日はアンチエイジングのための食生活環境の10のポイントを紹介しましょう。
老化抑制のための食生活_d0070361_931139.gif

①野菜と果物を食べること
1日に最低5種類の緑黄色野菜と果物を食べること
②魚を食べること
1週間に2-3回養殖されていない冷水域の魚(タラ、サケ、ニシンなど)を食べる
③お茶を飲むこと
抗酸化物質が豊富な緑茶を1日5杯飲む
④大豆食品を食べること
1日に50-100gの大豆食品を食べる(豆腐・豆乳が最適)
⑤カロリーを考えて食べること
⑥悪い脂を食べないこと
不飽和脂肪酸が豊富なオリーブオイル、フラックスオイル、ボラージオイルを使う
⑦肉を控えること
発ガン性物質(HCA:ヘテロサイクリックアミン)の摂取を避ける
⑧アルコールは控えること
1週間に2-3杯程度に控える。飲むなら赤ワイン
⑨糖分と炭水化物を控える
血管にダメージを与え、糖尿病を誘発する糖分(特に精製漂白されたもの)を避ける
⑩ニンニクを食べること
血管と脳の細胞の老化を防ぐ
by nutmed | 2006-10-11 09:33