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DysBiosisという言葉は覚えておいてください

今朝の天気予報をみると、日中は25-6℃くらいまで気温が上昇するとのこと。ふと、数年前の紅葉シーズンのことを思い出しました。今年の紅葉は例年に比べ色付きが良いということでしたが、11月を目前にしたこの時期に夏日が続くと中だるみになって、折角夏に糖分を沢山蓄えた葉の色素変化に変調を来たして、まばらな葉の色つきになってしまう恐れがありますね。それにしても、地球温暖化の影響は確実に出ていて、日本もいよいよ亜熱帯性の気候に変わりつつあるようです。

さて、今日は皆さんに是非覚えておいていただきたいカンジダ菌にもかかわる言葉を紹介します。このブログをチェックしてもらっている方の中には医師、薬剤師、看護士の方も少なくないので、学生のときに習ったことがあるとは思いますが、「Dysbiosis(ディスバイオシス)」と言う言葉です。「Dys」とはNo(無い)を表す接頭語で、「biosis」は腸内細菌の環境ということです。つまり、「何らかの原因によって腸内細菌の環境が低下または悪化している状態」のことを表す言葉です。日本では「悪性細菌症」とか「腸環境異常」「腸内菌共生バランス失調」なんて言われているものです。この言葉を造ったのはノーベル賞を受賞したDr.Eli Metchnikoffですが、彼は「Synbiosis(細菌との共存共栄)」という言葉を造ったことでも有名な医師です。Dysbiosisの背景には様々な原因がありますが、腸内細菌の環境バランスを崩すものが全てDysbiosisを引き起こす可能性を秘めているということです。今シリーズで紹介しているカンジダ菌もまさにDysbiosisを引き起こす原因菌ということでもあります。腸内細菌の環境バランスを崩すもは、カンジダ菌のような真菌、大腸菌、ウィルスだけでなく、抗生物質、ステロイドホルモン、化学物質、重金属、また精神的なストレス、慢性的な栄養吸収障害もその原因になります。Dysbiosisには以下の4つのパターンがあります。
1、腐敗によるDysbiosis
  最も多い原因で、そしゃく不良、胃酸不足、酵素欠乏などによって食べた食材、特に日本人の場合には肉や高脂肪の食材の場合、未消化のまま腸へ送られ腐敗し乳酸菌の繁殖がし難くなることによるものです。食後3時間くらいで下腹が膨れるような状態。
2、発酵によるDysbiosis
  食後3時間くらいで下腹が膨れるよな感じや便秘、下痢、疲労感などの原因でもあって、炭水化物の過剰摂取とその消化が上手く行われていないこと、また繊維質が少ないことによって引き起こされ、腸内でカンジダ菌をはじめいわゆる悪玉菌による異常発酵が背景になる。
3、善玉菌の不足によるDysbiosis  
乳酸菌やビフィズス菌の不足によるもので、不足の原因は善玉菌の摂取不足だけでなく、長期間にわたる抗生物質やステロイド剤によって乳酸菌やビフィズス菌が死滅してしまうことも原因になる。
4、過剰免疫反応によるDysbiosis
  カンジダ菌やその他の悪玉菌の繁殖によって腸の膜に穴があいたりするLGSによって免疫の働きが不良になり、アレルギー症状、リウマチなどの症状を来たす。
by nutmed | 2006-10-19 10:08