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突然ですが「ビール酵母」

今朝はいずこのメディアも「新庄劇場」で大騒ぎですね!昨日の試合は最後までずっと見ていましたが、新庄だけでなく、ヒルマン監督、小笠原をはじめ日ハムの選手全員が本当に野球を楽しんでいる姿が印象的でした。聞くところによれば新庄さんは人一倍健康管理にも積極的で、かなり質のいいサプリメントを飲んでいるそうな・・・

さて、菌の話が続いたところで少し話題の矛先を変えてみます。先日の小田原のセミナー会場に来場していたご婦人からビール酵母についての質問をいただいたので今日はビール酵母についてお話しましょう。
酵母にはたくさんの種類がありますが、たんぱく質を50%以上含みビタミンB群(ただし、ビタミンB12は除く)、16種類のアミノ酸、14種類前後のミネラル、中でもリンをを豊富に含んだ天然酵母としてのビール酵母は優秀な素材だといえるでしょう。ビール酵母はビールの苦味成分を含んだホップの中で育つ酵母です。約3gのビール酵母には、ビタミンB1が250μg、ビタミンB2が100μg、ビタミンB3が670μg、ビタミンB6が50μg、葉酸が30μg、ビオチンが10μg、コリンが3mg、イノシトールが4mg含まれ、そのほかカルシウム、コバルト、クロミウム、鉄、マグネシウム、マンガン、モリブデン、リン、カリウム、セレニウム、ケイ素、ナトリウム、亜鉛などたくさんの微量ミネラルが含まれ人間が必要とする栄養素をふんだんに含んだ食品でもあります。特に、クロミウムは糖代謝を促進することがわかっていますが、ビール酵母には小麦胚芽の10倍ものクロミウムが含まれています。まさに天然のマルチビタミン・ミネラルといってもいい素材ですね。ビール酵母は慢性的な下痢、小児の下痢の改善、腸の環境改善のほか、抗生物質を飲むときに一緒に飲むことで腸内細菌のバランスを維持してくれます。
1日あたりの摂取の目安は3-10g。注意点としてはビール酵母には豊富なリンが含まれておいるため、カルシウムの排泄を促すことから、骨粗鬆症、骨軟化症の既往がある場合にはビール酵母の摂取過剰に注意するか、別途カルシウムを摂取することが大切です。またカンジダ菌症の既往がある場合にはビール酵母によって症状を悪化させる可能性があるため避けてください。痛風発作の経験があったり尿酸の値が高い方も避けたほうがいいですね。
by nutmed | 2006-10-27 13:26