2006年 12月 07日
バブル景気と「いじめ」の関係
飽食、軽薄短小、大消費などと言われたこの時代の真っ只中を過ごしてきた多感な彼ら彼女らの親は「合理的」「消耗品」の合言葉の基、それまで日本人が継承してきた世界的にも類まれな食材、調理方法、そして食事行動(食事の仕方)さえも消耗してきてしまったのではないかと・・・。それを何不思議なく刷り込まれてきた当時の彼ら彼女らが、今、子どもの親となっているわけです。勿論、それだけが今の「いじめ」の原因だとは言いませんが、バブル景気がスタートして「失われた10年」のバブル崩壊を過ごしてきた我々日本人が今直面している問題の多くには、確実に栄養素、食事行動の背景があることを認識する必要があると思います。
言葉や思いつきだけの「食育」では解決にはならないとも感じます。